やまがた好日抄

低く暮らし、高く想ふ(byワーズワース)! 
山形の魅力や、日々の関心事を勝手気まま?に…。

有り難いことに…

2011-09-04 | 音楽を
3番は無理なのかなー、と思ってゐたアバド/ルツェルン・フェスティヴァル・オーケストラによるマーラーの3番の全曲がアップされてゐた。
いつもいつも、素晴らしい動画を洗練して提供してゐる方のサイトです。
この見も知らぬ方に、本当に感謝です!

以前からのフェスティヴァルとはいへ、臨時のオーケストラとは思へない(サイトウ・キネン・オーケストラも、まあ、さうですがー)音のコクと、如何にもひと夏のイヴェントに集中してゐるといふその奏者の姿がとても好きで、すっかりハマッテゐます。

マーラーの中で最長の曲ですが、絶望に満ちた後期の作品とは違ひ、苦渋さのない、やはらかく夢のやうな終楽章のアダージオ(正式ではありませんが、「愛が私に語ること」 といはれる章)が圧倒的です。

秋の気配が近づいてゐる夜に、その一部から

第4楽章 「夜が私に語ること」
第5楽章 「天使たちが私に語ること」
第6楽章 「愛が私に語ること」

を聴いてみてください。

Mahler symphony No.3-4&5M (6/8) Abbado Lucerne Festival Orchestra


Mahler symphony No.3-6M (7/8) Abbado Lucerne Festival Orchestra


Mahler symphony No.3-6M (8/8) Abbado Lucerne Festival Orchestra