山梨へ行ってゐました。
妹の弔ひ、でした。
昨年の手術以来、状況は一進一退でしたが、たった!一日で急変し、帰らぬ人になりました。まだ、50代の半ばー。無念、です。
義弟は、もっと色々なすべがあったのでは、と後悔し、
小生は、末期に間に合はなかった己の調整を後悔し、
老いた母は、痛い足を引きずってでももっと早く再見舞ひをすれば、と後悔し、
本当に、
人は、色々な大きさの後悔といふ文字を身体に貼りながら生きて、生きながらへてゆくのか! と、辛い思ひになる。
さくらんぼが食べたい、といふメールをもらっておきながら、今年は天候不順で少し遅れてゐるから、もう少ししてからー、と届けられなかった桜桃は、結局、死の床の枕元に置かれ、妹の口に入ることはありませんでした。
ともに、辛い青年期を過ごしながら、愚かな兄は、妹に兄らしいことを何ひとつしてあげられず、…
妹の弔ひ、でした。
昨年の手術以来、状況は一進一退でしたが、たった!一日で急変し、帰らぬ人になりました。まだ、50代の半ばー。無念、です。
義弟は、もっと色々なすべがあったのでは、と後悔し、
小生は、末期に間に合はなかった己の調整を後悔し、
老いた母は、痛い足を引きずってでももっと早く再見舞ひをすれば、と後悔し、
本当に、
人は、色々な大きさの後悔といふ文字を身体に貼りながら生きて、生きながらへてゆくのか! と、辛い思ひになる。
さくらんぼが食べたい、といふメールをもらっておきながら、今年は天候不順で少し遅れてゐるから、もう少ししてからー、と届けられなかった桜桃は、結局、死の床の枕元に置かれ、妹の口に入ることはありませんでした。
ともに、辛い青年期を過ごしながら、愚かな兄は、妹に兄らしいことを何ひとつしてあげられず、…