やまがた好日抄

低く暮らし、高く想ふ(byワーズワース)! 
山形の魅力や、日々の関心事を勝手気まま?に…。

妹…、よ

2010-06-22 | やまがた抄
山梨へ行ってゐました。
妹の弔ひ、でした。

昨年の手術以来、状況は一進一退でしたが、たった!一日で急変し、帰らぬ人になりました。まだ、50代の半ばー。無念、です。

義弟は、もっと色々なすべがあったのでは、と後悔し、
小生は、末期に間に合はなかった己の調整を後悔し、
老いた母は、痛い足を引きずってでももっと早く再見舞ひをすれば、と後悔し、
本当に、
人は、色々な大きさの後悔といふ文字を身体に貼りながら生きて、生きながらへてゆくのか! と、辛い思ひになる。


さくらんぼが食べたい、といふメールをもらっておきながら、今年は天候不順で少し遅れてゐるから、もう少ししてからー、と届けられなかった桜桃は、結局、死の床の枕元に置かれ、妹の口に入ることはありませんでした。


ともに、辛い青年期を過ごしながら、愚かな兄は、妹に兄らしいことを何ひとつしてあげられず、…