東京の友人から、竹の子を送ったから、とメールが届いてをり、
今日、宅急便で届きました。
如何にも美味しそうな竹の子で、早速煮物でー。
新鮮ですから、歯ごたへがあるのに柔らかく、甘露甘露、でした。
連休には、再び尾花沢へ来るといふ。
何ももてなすものがないので、山桜でも案内しやうかと思ってゐますがー。
竹の子といへば、ここ山形では”孟宗”といってかなり珍重されます。
それはやはり、如何に繁殖力のある自生の孟宗竹といへども、奥羽山脈を越えられず(津軽海峡も越えられなかったー)せゐなのでせうけれど、
関東で”ガキ”の時代を過ごした小生には、当時きはめて身近な存在でした。
”悪ガキ”の頃は、学校へ行く時に竹林の中にほどよいものを見つけておき、
帰りに足で蹴って、何食はぬ顔で頂いた(盗んだ?)ものでした。
誰の家の竹林だったか、今では思ひだすこともできませんが、一度として怒られたこともなかったやうに記憶してゐます。
まあ、それだけノンビリとした時代だったといふことでせうけれどー。
また、竹の皮に梅とシソと混ぜたものをいれ、三角に折ってそれを吸うのがささやかなお八つでした。
まあ、それだけ貧しい時代だったといふことでせうけれどー。
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