友人から、
「また、筍を送ったからー」と電話がきてゐた。
旨い筍ですので、その姿も楽しみにしてゐたのですが、
帰宅してみると、すっかり調理前の姿、になってゐて、すこし、がっかり。
それでも、夕食にその姿を変へてゐた筍は、至極旨いものでした。
棄郷して30年以上、そのことには、何の感傷もないのですが、
それでも、友人から届いた筍の味は、このあたりで孟宗とかいふやうな、
妙に気取ったところのない、まったくに、野生のただの竹の子の味がして、
しばし”餓鬼”の頃の時間が蘇ったものです。
友人に、感謝、です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます