やまがた好日抄

低く暮らし、高く想ふ(byワーズワース)! 
山形の魅力や、日々の関心事を勝手気まま?に…。

栗拾ひ

2012-10-11 | やまがた抄
昨年の栗拾ひが病み付きになった娘夫婦の要望で、数週間前から彼らと小生らの休みを調整して、ピンポイントで今日を栗拾ひの予定にしてゐました。

天気予報では今日だけ崩れるといふことでしたが、幸いに朝の空は晴れ渡り、有頂天になって天童の森にある一本の栗の樹を目指しましたが、見事に空振りー!

確かに、昨年よりは4、5日早かったのですが、今年の天候の影響でせう、わずかに拾へたものも小ぶりで、まだ青いイガを見上げても、如何にも小さい。

今年は、森のブナの実も全滅に近いといふし、まあ、副食で採りにきた人間なぞよりは、主食にしてゐる森の獣たちにはまさに死活問題で、最近とみに熊が里に出没してゐるのもむべなる話でせう。

熊さんたちへの想ひをひとしきりして、完全に不発になった娘たちを元気つけやうと、では、白鷹の森にするか、蔵王にするか、と相談して、家人のひと言で蔵王へー!

蔵王でも最初のポイントはやはり空振りー。
実の生り具合が如何にも細く、仕方がない、腹ごしらへでもしてー、と沼の近くで早めの昼食。









紅葉も例年より遅れてゐて、わずかに草紅葉。

で、ラスト・チャンスで昨年の場所に恐る恐る足を運んだら、なんと、丁度山栗が拾ひごろ!
”なんだ、最初からここにくればー”と云ひながら、まずまずの収穫でした。






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