師走にしては、妙に暖かい日。
県立図書館から駐車場へと向かふ路、小生に手を振りながらご婦人が近づく。
十数年以上も前、お仕事をさせていただいた方で、お会ひするのも久しぶりでしたが、11月の下旬に喪中の葉書きを頂いてゐました。
子息の周りで不幸があった、とのことでした。
以前、とても楽しく、とても素敵に仕事をさせて頂いて、雑誌にも載ったり致しました。本当に、絵に描いたやうな素敵なご夫婦ですが、小さな不幸、大きな不幸が重なってゐた、とのことでした。
葉書きをいただいたときにも、涙がでる思ひでした。
小生もうらやましい程の家に、そして、今もまだ続いてゐるといふ悩みこと。
本当に、神の気まぐれを感じます。
近いうちに、美味しい珈琲を馳走になりに伺ひます、と立ち話で別れました。
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