やまがた好日抄

低く暮らし、高く想ふ(byワーズワース)! 
山形の魅力や、日々の関心事を勝手気まま?に…。

名作

2013-07-24 | 映画雑感
先日、あまり好きではなかった小説家・山本周五郎についての本を読んでゐましたら、突然、映画『ブレード・ランナー』を絶賛する文章にあたった。

たしか、数十年前にいちど見た覚へがありますが、何か”暗~い”感じのSF映画の印象きり残ってゐませんでした。
小生の悪いクセで、気になると確認しなければ気がすまないので、早速にDVDを借りてきてみました。

なるほど、実は、傑作、でした。
監督が、小生の好きな『エイリアン』のリドリー・スコットなので、むべなるかなー。

未来なんて、輝かしくも明るくもない、といふ、その新宿の歌舞伎町をモデルにしたといふ猥雑な未来都市の姿が、とてもインパクトがあり、一気に見てしまひました。


そしてまた、先日、小生の好きな女優メリル・ストリープ(容姿とかではなく、彼女の役作りがとても好きで、日本の、浅~い女優さんではとても及ばないー)の出演作を調べてゐたら、その頭に『ディア・ハンター』がありました。

!? と思って、『ディア・ハンター』は幾度となく見てゐますが、そのヴェトナム戦争の狂気と壮絶なロシアン・ルーレットのシーンが印象が強くて、でもこれもあらためて見ましたら、なるほど、まだ若いメリル・ストリープがかなりのシーンで出てゐました。

ただ、まだ”上手いなあー!”といふ年齢でもなく、デ・ニーロの強烈なシーンが勝ってゐましたがー。


ともあれ、やはり、”名作”といふものは、時間が経っても褪せることはない、とつくづく実感ー。


Cavatina ~ The Deer Hunter【classic guitar】