早いものです 2012-06-30 | やまがた抄 友人の、七回忌でした。 送ったのは盛夏の頃でしたが、今日も、当日と同じやうな青い空と、暑い日ざしでした。 初めて彼の菩提寺に入り、風の吹き抜ける堂内で供養がおこなはれました。 境内には苔むした庭があり、花を終へた九輪草が、その実の姿も九輪のままに残ってゐて、それを見やる集まった友人たちと、ひととき、話の花が咲き、時間の経ったことに、それぞれに人が想ひを寄せる。