先日の芋煮会当日、山形市内で花展が開催されてゐて、文が添ゑられたチケットを頂いてゐました。
盛り上がる芋煮会を横目に、陽は西に傾き始め、焦り気味の小生は、一寸無理を云って4時頃にお開きとさせてもらひました(鍋やシート等が小生のものでした、ので中座も出来ずー)。
煙の臭ひたっぷりの衣類もそのままに、何とか会場へ駆けつけ、幸ひにも会場入口で生徒さん等と話す先生の姿を発見し、御礼の挨拶をー。
いつも、野にあるやうに、花を生ける先生の作品はすぐにわかり(といふよりも、会場を埋め尽くした力こぶ満載の作品の中では異色に近い…)、流木にご自宅にあった数種類の花を生け、その中からすっくと紅い曼珠沙華が立ってゐる景色は、久々に先生の変はらぬ世界が見られて嬉しい限り、でした。
聞けば、来年は90歳になられるといふ。
今年も、櫻見のお誘ひもしてゐたのですが、都合がつかず、けれど節目の来年は必ず古木の櫻をご案内しますから、とごった返しの会場で櫻の約束をする。