やまがた好日抄

低く暮らし、高く想ふ(byワーズワース)! 
山形の魅力や、日々の関心事を勝手気まま?に…。

ロンドン稿

2009-07-18 | 音楽を
NHKにて、メンデルスゾーン生誕200年のガラ・コンサートの模様を報じてゐました。

今年の2月、ライプティヒのゲヴァントハウスにての演奏会の様子。
プログラムでは交響曲3番《スコッチ》のロンドン稿での演奏であると説明があり、興味深く聴く。

なんでも、日本人女性の研究者が、ロンドンの博物館だかでそのロンドン稿を見つけ、詳細に調べて発表したものだといふ。

初めて聴く演奏ですが、なるほど、最終版にくらべて荒削りな部分があり、小生はこの版の方が面白いと思った。

演奏は、リッカルド・シャイー/ゲヴァントハウス管弦楽団。
シャイーの演奏には、それほど感動した記憶もありませんが、すっかり巨匠風の風貌になり、ひとときは低迷したこのオーケストラを立て直しした感がありました。

曲の開始、練りあはされたやうな弦の美しさに感動し、また画面からも、かなり多国籍なオーケストラになったことがわかります。









(画像は、NHKの番組から)