やまがた好日抄

低く暮らし、高く想ふ(byワーズワース)! 
山形の魅力や、日々の関心事を勝手気まま?に…。

新年、です

2008-01-02 | やまがた抄
        迎春



悪天候の年末年始と予想されてゐましたが、
それでも、元旦の朝、雪雲の間から青空が覗いてゐました。
嬉しい、限りです。
今年は、少しの、よいことがあるかもしれません。

家人の、”箱根駅伝”重視の判断で、
例年は2日か3日の初参りを変更し、元旦の昨日、護国神社へ行ってきました。

山形に移り住んでから、
初参りはいつも高畠町の亀岡文殊、と南陽市の熊野大社でした。
ともに、由緒ある建物です。

近くでありながら、護国神社を避けてゐたのは、その成り立ちと、何となく薄っぺらな感じの姿からでした。



降りしきる雪の中、善男善女の列について柏手をうってきました。


夜には、さしたる見たいTVもなかったので、
ヴィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサート。

すっかり、好々爺の笑顔になったジョルジュ・プレートルが、国際都市ヴィーンを象徴するやうなプログラミングで、楽しいひと時、でした。

”ヴィーンでは、馬もポルカを躍る”、といふ映像は面白かったですが、
それにしても、
サーヴィス満点な、国立歌劇場の団員達の姿と共に、
衛星中継の画面からこぼれ出てくる聴衆の面々のなんと幸福さうな顔、顔、顔!

好き嫌ひ、良い悪いはあるにせよ、
あの姿には羨望あるのみ、でした。


そして、また、一年が始まります。

皆様に、ご多幸あらんことを!