やまがた好日抄

低く暮らし、高く想ふ(byワーズワース)! 
山形の魅力や、日々の関心事を勝手気まま?に…。

『折り梅』、を見る

2007-09-10 | 映画雑感
『折り梅』といふ映画を、DVDで見ました。

認知症をテーマにした映画ですが、監督が女性の方だからでせうか、作りが細やかで丁寧で、静かな感動を呼びます。

同じやうなテーマでは、最近では、『明日の記憶』といふ映画がありましたが(こちらは、若年性のそれでしたがー)、小生はあまり感心しないで見てゐました。
男優役者の演技が大げさなこと(大いに話題になった、ラストサムライも、とてもつまらなかった)、設定にリアリティがないこと、女優さんが下手なこと、等々。

それに較べるとこの映画は、監督が、男性はイザとなるとダメだ、といはんばかりに、二人の女優(吉行和子、原田美枝子)の演技をひきだしてゐる。

こんな映画をみるにつけ、歳をとった女性を演じられない吉○小百合といふ女優さんはダメだなぁー、とひとり勝手に思って見終はりました。


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