rakitarouのきままな日常

人間様の虐待で小猫の時に隻眼になったrakitarouの名を借りて政治・医療・歴史その他人間界のもやもやを語ります。

結婚について

2011-01-27 00:40:40 | その他

最近は男性の看護師が増えたといってもやはり看護学校には女子学生が多い。講義で学生達を眠くさせない話題の一つは「結婚」について話題にすることです。

 

自分が学生の時に女子大でも教えていたという心理学の先生から聞いた話とか、自分自身の結婚観とか交えて「こうすると良い結婚ができる」的な話しをすると目を爛々と輝かせて聞いてくれます。

 

要約すると、

 

1)            生活信条はあまりかけ離れていない方が良い。

見合いや紹介だとあまり心配ないでしょうが、恋愛の場合やはり生活信条は近しい方がうまく行きますね。共働きの可能性とか子供の要否とかも意見が合わないと結局うまく行かないでしょう。

 

2)            生理的に無理と思ったら止める。

これは以外と重要なこと。見合いや紹介による結婚では必須。しかし生理的に無理でなければ容姿はそれほど重要ではないと思う。

 

3)            結婚したいと思うような相手は2−3年に一人しか現れないと肝に銘ずる。

学生時代にあれだけ沢山異性がいても「結婚したいな」と思う相手は数えるほどだったはず。社会に出たらもっと出会う機会は減るから自分なりに努力しても適齢期の20代から30前半のうちに出会える結婚したい相手はせいぜい3−4人です。「相手はいくらでもいる」「世の中の半分は異性」などというのは嘘で、目の前にいる「良いかな」という相手と結婚しなかったら次は数年後でなければ結婚の機会はないと考えた方が良いです。

 

4)            まだ少し早いかな、と思う時が結婚時である。

女性について言うと、「まだ結婚なんか早いし、もう少し遊んでいたい」という頃が一番輝いていて魅力的です。一番良い相手が見つかるのはその時と考えた方がよいでしょう。「そろそろ相手を見つけないと」の時期になると明らかに輝きが減る(年齢だけの問題ではない)のが男性からみると分ってしまうものです。

 

5)            ええい、と勢いで結婚してしまうことも必要。

結婚にはマイナス面も多いので打算的になっていると永久に結婚などできません。勢いも大切です。

 

6)            結婚式や旅行は行った方がいいと思う。

面倒な結婚式の準備や高額な費用は、「結婚は生涯一度で沢山だ」と思うためにもやっておいた方がいいです。女性の側からもやってないと後々機会があるたびに旦那が不平を言われる元になるようです(私はやったからいいけど)。

 

7)            結婚は1+=2になる訳ではない。

結婚しても自分の生活を守りたい、などという考えは捨てるべきです。結婚したら自分の生活はなくなると考えた方が良いです。そのかわり新しく二人の生活が始まる訳で、「1+=新しい1になる」と割り切った方が良いです。子供ができるとそれがもっと変ってしまう。私の場合も結婚前と現在の自分の生活で変ってないのは職場の机に座っている時だけです。まあカミサンの方が大分合わせてくれているから家でも0.6位は結婚前の自分の生活が続いているかも知れませんが。自分たちの生活を大切にしたいから子供は作らないとか言っている人達がいますが、これは理解不能です。子供ができた生活も自分たちの生活と考えるべきですし、女性が職場で同じ仕事ができなくなることを危惧してそう表現しているようなのですが、実力のある人ならば子供を持ってからの方がより懐が深い良い仕事ができるように感じます(勿論苦労が多くなることは当然で、その苦労がその人を育てているのだと思いますが)。

男の子育て支援について言うと、私は子育ても年子が続いたり子供が病気したりしたせいでけっこう手伝ったので(ミルクやりもおむつ変えも全部できます)魅力的な女性がいても浮気したいという気が起きません。浮気して子供ができたらまたあの面倒くさい子育てを振り出しに戻って始めるのかい?と思っただけで萎えてしまいます。

 

結婚の要点をまとめると、以上のようなことになるでしょうか。

核家族の時代になってから、一時「友達夫婦」みたいな家庭の体をなさないような姿が脚光を浴びたようでしたが、今不況で生活が家族で助け合わないとできないような時代になって再び旧来の家族のありかたが見直されてきているように感じます。何より若い人が家から出てゆかない場合が増えています。いきなり昔の家と家を単位とするような結婚には戻らないと思いますが、次の世代に社会をつなぐためにも結婚は大事な習慣であると私は思います。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする