HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

2015年総括 その2

2015-12-24 00:19:42 | ROCK

総括その2は新譜部門。例年の如く「時代の音」とは無縁の10枚(笑)。
今年も単純によく聴いた順に並べてみた。

      

01 KEITH RICHARDS / CROSSEYED HEART
02 佐野元春&THE COYOTE BAND / BLOOD MOON
03 W.C.カラス / うどん屋で泣いた
04 TWINK / THINK PINK Ⅱ
05 THE JON SPENCER BLUES EXPLOSION / FREEDOM TOWER : NO WAVE DANCE PARTY
06 THE GROOVERS / GROOVISM
07 PAUL WELLER / SATURNS PATTERN
08 DROP'S / WINDOW
09 THE MIGHTY MOCAMBOS / SHOWDOWN
10 RICHARD THOMPSON / STILL

キース・リチャーズさんの新譜が出てそれを1位にしないわけにはいかない。
というか、本当によく聴いた。ジャケット写真も気負いがなく素敵だ。

佐野元春、THE GROOVERSといった歌詞と音の両方に価値がある人たちの新譜を
聴くことができるというのは幸福である。日本人であることを喜べる瞬間でもある。

W.C.カラスのブルーズには痺れた。ソウル・マナーに則った正統派ソウルがあれば
ギター1本で唸るブルーズもある。ブラインド・レモン・ジェファースンとボビー・
ブランドの同居は可能なのだ。青空と曇天、それに夜空のいずれも似合うブルーズと
いうのはそうはない。私が聴きたい本当のブルーズがここにあった。

今年最大の驚きは、トゥインクの新譜が物凄く良かったということかも。近年も
コンスタントにアルバムを出してはいるのだが、ジャケット・デザインの趣向が
今一つで購入意欲を削いだのだが、今作は別。名盤「THINK PINK」を踏まえた
写真と書き文字の魅力には逆らえまい。(笑)内容も素晴らしくこの先も愛聴盤と
なりそうである。

先に時代の音とは無縁と書いたが、DROP'Sには売れてほしい。女性だけの
ロック・バンドが格好いいことを提示できる数少ない存在なのだから。

コメント (8)
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