HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

GIVIN HEAD TO STEVE McQUEEN

2015-12-09 00:02:58 | DAY BY DAY

      

買い逃しというのは誰しも経験することだと思うが、買い逃したこと或いはそれを
未所持であることを恥ずかしく思うブツの存在というのは厄介である。
何しろ精神衛生上よくない。(笑)あんなに結構な数を持っているのに、それを
持っていないの?なんて人に言われる前に、その台詞が自分の頭の中を駆け巡り
始めると、もう始末に負えない。

私の場合、「荒野の七人」のサントラ盤を未所持であったというのがそれに該当した。
大して詳しくないのにサントラ好きであるとか、西部劇好きだとかを公言している
ことがそもそもの間違いなのだが、とりあえず好きで集めていることは間違いない。

そんな中で基本中の基本ともいえる「荒野の七人」のサントラが棚に収まって
いないのは具合が悪い。数年前に出たCDは何時でも買えると思っていたら、
とっくに廃盤でそれなりの高額物件になっていた。つい、この間までは。

スティーブ・マックイーンの存在を知った映画であり、DVDも購入したのだが
どうしてもサントラCDが欲しいと思ったはずなのに、何故後手に回ったのだろう。
そう思い悩んだ日々(笑)から、遂に解放された。

掲載写真は今年になってジャケット・デザインも新たに再発された「THE MAGNIFICENT SEVEN」
のサントラ盤。ブックレットの最後のページの写真こそ
私が買い逃したCDに採用された写真じゃないか。おお、この写真も掲載されて
いるならもう何も言うことは無い。ボーナストラックも4曲あるし。

おそらく、「荒野の七人」のサントラ盤LPは存在しない。日本盤で帯に
「荒野の七人」と書かれた盤はあるが、あれの中身は「続・荒野の七人」の
サントラだし、「THE MAGNIFICENT SEVEN」と書いてあるLPを買っても
オリジナル・スコア盤だったりするのだ。

何はともあれ、やっと正真正銘60年録音のサントラを手にすることができて
ホっと胸を撫で下ろしている。エルマー・バーンスタインとスティーブ・マックィーン
の名前が出てきて忘れてならないのが、掲載写真左の「大脱走」。これは抜かりなく
サントラを購入してある。

「大脱走」も当初LPで発売されていたのはサントラではなく、オリジナル・スコア
であった。サントラでなくスコア。映画公開年と同じ63年のバーンスタイン指揮に
よる録音なので手にした人は違和感なく聴いたことだと思うが、11年にリリース
された3枚組CDは、スコアと正真正銘のサントラの両方を収録していて至れり
尽くせり。実はこれも04年に出た時には買い逃していた(笑)。

しかし、今はこうして2つとも手元にあり、いつでも聴くことができる。
これが幸福さ。

   YEAHHHH !

あっ、これはバーンスタインじゃないか・・・。(笑)

コメント
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