HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

JEFF BECK / LIVE AND EXCLUSIVE

2010-11-07 16:48:02 | ROCK

譜面が読めるわけでなく、ギターを弾くわけでもない私が何故ジェフ・ベックに惹かれるのか。
これは昔からの疑問である。どちらかというとギタリストの長尺のソロなんてのは邪魔くさいと思っているのだが
それは「バンド」とか「曲」のアンサンブルを重視しての物言いであって、すべての縛りを超越した
ジェフ・ベックという存在の前では、そんな物言いは無効なのだと自分を納得させている。

「EMOTION & COMOTION」はボーナス・トラックがどうした、DVDがどうしたフィギュアがどうしたと
様々な形態で発売されたので「なんだかなあ」と思っていた。まあ私はフィギュアに興味は無いのだが、
何度も買いなおした方もいるだろう。以前と比べて熱心でなくなった私は、発売日に購入したわけではなく
後からでた日本盤のボーナス・トラックとDVDが付いたヤツをのんびりと買ったのだけど。

そんなものだから、ジェフのライブ音源がiTunesで販売されることも知らなかったのだが、ジェフが
そういう販売方法を試みるというのは何とも意外である。ギターへの探求心を持ち続けるのと同様に
新しいことにもトライする姿勢が今のジェフにはあるというのは、何とも嬉しいところだ。
しかしながらiTunesでの買い物なんて興味無いのが、旧態依然とした私である。配信される曲と同じ内容の
CD-Rがamazon USAで購入できると言うので掲載写真のブツは、そこで購入した。
本体が8.98ドルで送料が7.98ドルの計16.96ドル。
送料とCD-R1枚の値段が、ほぼ同じなのが馬鹿らしいが形に残った物が欲しいのと、私が探した時点では
amazon USAでしか購入できなかったので仕方が無い。

簡素なジャケット(ブートレグによくあるカラー・コピーのような感じ)にCD-Rという中身。
配信に使ったのと同じだからだろうか、曲が終わった後の歓声のフェイド・アウトの編集が雑な気もする。
30分ちょっとと尺も短い。しかしながら、とりあえずオフィシャル・ライブなのでCD-Rとはいえ
形に残る販売措置がとられたのでホッとしている。iTuneでは映像も販売しているのだが、これは
どうなるのだろう。そのうち、音源と映像をセットにして販売する店あるいは国が現れるかもしれないが
その時はまた考えましょう。

コメント (10)
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