譜面が読めるわけでなく、ギターを弾くわけでもない私が何故ジェフ・ベックに惹かれるのか。
これは昔からの疑問である。どちらかというとギタリストの長尺のソロなんてのは邪魔くさいと思っているのだが
それは「バンド」とか「曲」のアンサンブルを重視しての物言いであって、すべての縛りを超越した
ジェフ・ベックという存在の前では、そんな物言いは無効なのだと自分を納得させている。
「EMOTION & COMOTION」はボーナス・トラックがどうした、DVDがどうしたフィギュアがどうしたと
様々な形態で発売されたので「なんだかなあ」と思っていた。まあ私はフィギュアに興味は無いのだが、
何度も買いなおした方もいるだろう。以前と比べて熱心でなくなった私は、発売日に購入したわけではなく
後からでた日本盤のボーナス・トラックとDVDが付いたヤツをのんびりと買ったのだけど。
そんなものだから、ジェフのライブ音源がiTunesで販売されることも知らなかったのだが、ジェフが
そういう販売方法を試みるというのは何とも意外である。ギターへの探求心を持ち続けるのと同様に
新しいことにもトライする姿勢が今のジェフにはあるというのは、何とも嬉しいところだ。
しかしながらiTunesでの買い物なんて興味無いのが、旧態依然とした私である。配信される曲と同じ内容の
CD-Rがamazon USAで購入できると言うので掲載写真のブツは、そこで購入した。
本体が8.98ドルで送料が7.98ドルの計16.96ドル。
送料とCD-R1枚の値段が、ほぼ同じなのが馬鹿らしいが形に残った物が欲しいのと、私が探した時点では
amazon USAでしか購入できなかったので仕方が無い。
簡素なジャケット(ブートレグによくあるカラー・コピーのような感じ)にCD-Rという中身。
配信に使ったのと同じだからだろうか、曲が終わった後の歓声のフェイド・アウトの編集が雑な気もする。
30分ちょっとと尺も短い。しかしながら、とりあえずオフィシャル・ライブなのでCD-Rとはいえ
形に残る販売措置がとられたのでホッとしている。iTuneでは映像も販売しているのだが、これは
どうなるのだろう。そのうち、音源と映像をセットにして販売する店あるいは国が現れるかもしれないが
その時はまた考えましょう。
車好き、メカ好きの延長なんでしょうか。
だいたいギターインストのアルバムをロック的にヒットさせたのもジェフベックだし、それ以前に有り得ないですから。
けっこうファンだったんですよ、最近は聴こうと思わないけど。
正直なところ、新作「EMOTION & COMOTION」は
あまりピンときませんでした。最近のアルバムと
比べて「ちょっと一休みかな」というところです。
それでも、アベレージはクリアしていますが。
ギター・インスト物をあれだけ売った(しかも
内容も伴っている)という功績は、太字で
ロック史に刻むべきでしょう。
当方、目当てがニューヨーク・ドールス、ジョー山中だったので、まぁいいかなと。さて、いつのことだったか、70年代真ん中くらいかな。懐かしい思い出です。
調べてみると、1975年。高校生の時でした。
公式の原因は風邪だったと思いますが薬説も流れていたなぁ。その数年後のベックの大阪公演の料金が東京より安かったのは、そのお詫び(?)のせいだ・・との風説もありました。
ニューヨーク・ドールズが聞きたくなってきました。トッドのプロデュースでしたね。確か。
円山音楽堂の記事と写真を発見 ↓ ↓
http://blogs.yahoo.co.jp/noizytoru/1352407.html
私も高校の時でしたよ。
ジェフベックの不調は聞いてなくて、トップのイエローのあと2番目に登場してビックリって感じでした。
後から風邪のため不調なので出番を早くしたと聞きました。
演奏は決して悪くなくて、 その時のブートも出てるので確認できます。
ドールズはジョニーサンダースは抜けていたのですが、シルベインが元気で楽しめましたよね。
ただ後にトーキョードールズ名義で出たその時のライブを聴くと、なんかあまり面白くねえなって(苦笑)
ドールズは1枚目がトッドでしたっけ? ハリーさん(笑)
貴重な体験ですね。裕也さんもドールズも好きですがジェフも好きなので、私がその場に居れば
かなりがっかりしたと思います。
裕也さんは翌年、ザッパを呼ぶのですから、
かなりロック通で、しかもロックの裾野を広げるのに尽力した方だと改めて思いました。
TKさんの後楽園の話はドールズ絡みで
よく存じております。(笑)
それにしても、2番手でジェフが出たら驚きますよね。
ドールズは1枚目がトッド。2枚目はシャングリラスのプロデューサーでもあるシャドー・モートン。
共通しているのは、メンバーがどちらも気に入らな
かったということです。(笑)
あのときは四人囃子がすばらしかった。
実は翌年のZappaも見に行きました。
あのときのパンフレットは家宝物です。
フランク・ザッパ!。目が眩むほど羨ましい
話です。
そうそう、ザッパと言えばもうすぐ3枚組の
凄いブツが出るそうで、心して待ちたいと
思っています。