HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

DISC 50

2007-02-04 21:17:47 | 一曲縛り
01 VENUS LOON / T.REX
02 A HARD RAIN'S A GONNA FALL / BRYAN FERRY
03 ROLL AWAY THE STONE / MOTT THE HOOPLE
04 MAGGIE'S FARM(HARD RAIN VERSION) / BOB DYLAN
05 SWEET LADY GENEVIEVE / THE KINKS
06 LITTLE WING / JIMI HENDRIX
07 BADGE / CREAM
08 HAPPINESS IS A WARM GUN / THE BEATLES
09 SWEET TUESDAY MORNING / BADFINGER
10 GOODBYE YELLOW BRICK ROAD / ELTON JOHN
11 CECILIA / SIMON & GARFUNKLE
12 WAITING FOR AN ALIBI / THIN LIZZY
13 1984 / DAVID BOWIE(掲載写真左収録)
14 YOU DON'T MOVE ME / KEITH RICHARDS(掲載写真右収録)
15 GUITAR AND PEN / THE WHO
16 DON'T STOP ME NOW / QUEEN
17 WHY SHOULD I CARE / BECK BOGERT & APPICE
18 LET'S MAKE THE WATER TURN BLACK~HARRY,YOU'RE A BEAST~
THE ORANGE COUNTY LUMBER TRUCK(PART1)~OH NO~THE ORANGE COUNTY
LUMBER TRUCK(PART2)(AHEAD OF THEIR TIME収録)
/ FRANL ZAPPA-THE MOTHERS OF INVENTION
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CHEAP TRICK / IN COLOR 1998 STEVE ALVINI VERSION

2007-02-04 08:48:07 | ROCK
チープ・トリックがスティーヴ・アルヴィニをプロデューサーに迎えて
「蒼ざめたハイウェイ」を全曲再レコーディングしたアルバム。
正式に世に出たものではなく、ブートレグでしか聴くことが出来ない。

77年といえばパンクの台等が当然あっただろうが、無視するでもなく頭の片隅に
意識付けをしながら、それでもビートルズ好きが更に電気の力を借りて
加速したような演奏をしたのがチープ・トリックである。
デビュー・アルバムの粗野な感じを整理して、2枚目となる「蒼ざめたハイウェイ」は
リリースされ、「今夜は帰さない」のヒット曲を生んだ。
しかし、メンバーはこのアルバムに思い入れがあるが故に過去を振り返って
すっきりまとめられたサウンドに少なからず不満があったようだ。
そして20年経って、スティーヴ・アルヴィニと再レコーディングすることになる。

事の経緯は知らないのだが、両者の思惑が一致したのは間違いないだろう。
ビッグ・ブラック時代にチープ・トリックのカバーを録音していることもある
アルヴィニが提案したにしても、オファーを受けたにしてもどちらも
問題はなかっただろうから。
ドラムスとボーカルを生々しく再生し、ギターをラウドに鳴らすアルヴィニの
録音で、アルバムは素晴らしい音で生まれ変わった。
当時より機材の進歩があるという点を差し引いても、これは魅力的である。
何より低音の出方が素晴らしい。おそらくドラムスにはマイクを何本も近づけて
立てては無いと思うのだが「空間プロデュース」の勝利と言える。
元々の楽曲がいいのはご承知だろうから、曲には敢えて触れないけれど。

残念ながらこのアルバムは世に出なかった。
低迷の続く98年にチープ・トリックが出したアルバムは武道館ライブの
コンプリート盤であった。後ろ向きとも思える企画が続く印象を与えるのを
「良し」としなかったためのお蔵入りなら残念である。
なにせ曲は絶品なのである。
これを聴いた「ジャンク」だ「グランジ」だと言っている連中が
腰を抜かした図を見たかった。

コメント (4)
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