実はタイトルを端折った。(笑)
アーティスト名の次のクレジットは
「AKA THE SPECIALS」とCDには
入っている。つまり、これはスペシャルズの
前身バンドである、コヴェントリー・オート
マッティックスのデモ録音である。
ツェッペリンやビートルズ、クイーン、ジェフ・ベック、
といったところは私を含めて周囲の友人達も何がしかの
アルバムを持っていたので過去のカタログを聞くのは
容易だったが、それ以外のアーティストは何を買ったらいいか
ということになると、やはり何がしかの「ガイド本」が頼り
だった。ある日買った、ちゃちなガイド本にいわゆる大物
と並んでアルバムがたった2枚しかないバンドが紹介されていた。
それがスペシャルズだった。
2枚しかアルバムがないのに紹介されるとは凄いバンドに
違いない、見てくれもキまっている、これは要チェックだと
16歳の私の脳内に「スペシャルズ」という名前はインプットされた。
で、数ヶ月たってレコード屋へ。なけなしの小遣いを持って
2枚のアルバムを並べて悩んだ。スペシャルズの1STを買うか、
コステロの「ゲット・ハッピー」を買うか・・・。
コステロという名前も知ってしまい、しかもなんだかやけに
収録曲が多く、お得な感じがしたのだ。悩むこと20分。
私はスペシャルズを手にしていた。
理由は・・・。クレジットを見るとプロデュースがコステロだったので
これは一挙両得とわけのわからない理由で結論付けたのだ。
疲れていたのかもしれない。(笑)で、アルバムはすぐに
お気に入りの1枚となった。
リコ・ロドリゲスに意識が行くのは随分あとだったが
ポリスやクラッシュ、スペシャルズらのおかげでレゲエに目が
行くようになったのは私的には大きかった。もう少し上の年齢だと
クラプトンやポール・サイモンだったかもしれないな。
ああ、このアルバムのことをここまで全く書いていない。
これはもちろんコステロの手が入る前の録音だが、1STに
収録される曲が8曲収録されている。1STもそうだったが、ライブや
映像を見知る人なら、あまりに端正なというか丁寧な演奏に
驚くかもしれない。ライブでの過度な演出、熱狂を廃した
実にクールな演奏が収められている。どっちがいいとかの
問題でなく、前身バンド時代から「演奏は上手かった。」
ということがわかる。もし過去に一度でもスペシャルズに
興味を持った人なら買って損はないことを断言する。
79年のライブ盤が出たときも嬉しかったが今回もそれに
負けず劣らず。
テリー・ホールは昨年、トゥーツ&ザ・メイタルズのアルバムに
参加してファンを喜ばせた。おっとそのアルバムにはECや
ジェフ、キース・リチャーズも参加していたので私なんぞは
聴き狂ったものである。はっ、ここで私がジェリー・ダマーズより
テリー・ホールを追いかけていたことがバレてしまう。(笑)
全12曲33分40秒のお宝、またまた大推薦。
アーティスト名の次のクレジットは
「AKA THE SPECIALS」とCDには
入っている。つまり、これはスペシャルズの
前身バンドである、コヴェントリー・オート
マッティックスのデモ録音である。
ツェッペリンやビートルズ、クイーン、ジェフ・ベック、
といったところは私を含めて周囲の友人達も何がしかの
アルバムを持っていたので過去のカタログを聞くのは
容易だったが、それ以外のアーティストは何を買ったらいいか
ということになると、やはり何がしかの「ガイド本」が頼り
だった。ある日買った、ちゃちなガイド本にいわゆる大物
と並んでアルバムがたった2枚しかないバンドが紹介されていた。
それがスペシャルズだった。
2枚しかアルバムがないのに紹介されるとは凄いバンドに
違いない、見てくれもキまっている、これは要チェックだと
16歳の私の脳内に「スペシャルズ」という名前はインプットされた。
で、数ヶ月たってレコード屋へ。なけなしの小遣いを持って
2枚のアルバムを並べて悩んだ。スペシャルズの1STを買うか、
コステロの「ゲット・ハッピー」を買うか・・・。
コステロという名前も知ってしまい、しかもなんだかやけに
収録曲が多く、お得な感じがしたのだ。悩むこと20分。
私はスペシャルズを手にしていた。
理由は・・・。クレジットを見るとプロデュースがコステロだったので
これは一挙両得とわけのわからない理由で結論付けたのだ。
疲れていたのかもしれない。(笑)で、アルバムはすぐに
お気に入りの1枚となった。
リコ・ロドリゲスに意識が行くのは随分あとだったが
ポリスやクラッシュ、スペシャルズらのおかげでレゲエに目が
行くようになったのは私的には大きかった。もう少し上の年齢だと
クラプトンやポール・サイモンだったかもしれないな。
ああ、このアルバムのことをここまで全く書いていない。
これはもちろんコステロの手が入る前の録音だが、1STに
収録される曲が8曲収録されている。1STもそうだったが、ライブや
映像を見知る人なら、あまりに端正なというか丁寧な演奏に
驚くかもしれない。ライブでの過度な演出、熱狂を廃した
実にクールな演奏が収められている。どっちがいいとかの
問題でなく、前身バンド時代から「演奏は上手かった。」
ということがわかる。もし過去に一度でもスペシャルズに
興味を持った人なら買って損はないことを断言する。
79年のライブ盤が出たときも嬉しかったが今回もそれに
負けず劣らず。
テリー・ホールは昨年、トゥーツ&ザ・メイタルズのアルバムに
参加してファンを喜ばせた。おっとそのアルバムにはECや
ジェフ、キース・リチャーズも参加していたので私なんぞは
聴き狂ったものである。はっ、ここで私がジェリー・ダマーズより
テリー・ホールを追いかけていたことがバレてしまう。(笑)
全12曲33分40秒のお宝、またまた大推薦。