活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

カメラはオワコンなのか。

2015-02-03 21:14:09 | Weblog
デジカメ世界出荷額、12年ぶり1兆円割れ 出荷台数はピークの3分の1
CIPAは2014年のデジタルカメラの世界出荷台数が前年比31%減の4343万台だったと発表した。
4年連続で前年実績を下回った。
スマートフォン(スマホ)との競合でコンパクトデジカメの需要が大幅に落ち込み、一眼レフも不調だった。
出荷額は同18%減の9645億円で、12年ぶりに1兆円を割り込んだ。

12年前と言うことは、2002年。デジタルが銀塩を追い越した頃のレベルに戻ったということですよね。ありゃま。

CIPAの統計をみると、銀塩のピークは1997-98年で世界出荷が3600万台で3800億円ほど。
一方、デジタルのピークは、台数では2010年で1億2146万台、出荷額では2008年で2兆1640万円。銀塩とは桁が違うんですねえ。
でもそれからの落ち込みが急で、2014年の内訳としては、台数の前年比で、コンパクト35%減、一眼レフ24%減、ミラーレス0.5%減。さらに今年は2割減の予想とか。
コンデジに続いて、一眼レフもダメぽ。今後盛り返す要素も考えられない。
カメラの将来はミラーレスに託すしかなかと、と言った展開になるのでしょうか。

一方、2014年のスマートフォンの世界出荷台数は前年比27.6%増の13億110万台になったとのこと。
考えようによっては、カメラの種類が変わっただけであり、写真を撮るデバイスは現在益々成長中ということになるのでは。
ただし、唯一と言っていい日本が独占していた「カメラ」というジャンルが黄昏つつあるということに変わりありませんが。

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