活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

4/3<APS-C/H<フルサイズ≦プロライカ判<645。

2009-09-15 21:45:09 | Weblog
あれから1年。ホントに本気だったんですね,ライカS2
ライカ判の1.6倍の面積の「プロライカ判」45×30mmのCCDで3750万画素。
お値段は,なあんだたったの300万円。
いや,特定分野には需要はあるんだろうし,仕事のためには値段以上の価値があるということもあるんだろうし,(ビデオのように)プロ用とアマチュア用の機材には純然たる差があって然るべきだと思うから,いいんです,別に。
どうせ買えないし,見ることもないだろうし。

でも,この1.6倍と言うのが微妙。
すでに世の現場に中判デジタル(ハッセルとかフェーズワンとか)がある状況で,このような35ミリ一眼レフスタイルのデジカメはどういうポジションになるんだろう。
フルサイズ一眼レフで十分じゃないのかね。

そこで思い出すのが,成功したとは到底言えないマミヤZD
こちら48×36mmのCCDで2130万画素,S2とよく似たキャラ。
何が悪かったのか(画質,というより画像エンジンがよくなかった?)。

中判と言えば,ペンタ645デジタルとかニコンMXフォーマットとか息の長いウワサがありますし,本家マミヤからも645DFのアナウンスもありました。
こちら方面もにぎやかになりそう。
それで,「プロライカ判」はフルサイズと645に挟まれて,存在価値はどうよ。
とも思うのですが,恐るべき高解像度のS2のサンプルを見るにつけ,なるほどねえと納得致しました。

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