活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

私のCONTAX(カメラ編)。

2005-04-13 23:42:53 | Weblog
・初代RTS:ヤシカ+ツァイス+ポルシェの共同企画。当時は「混血カメラ」と言われた。使ってみて分かるハイグレードさ。フェザータッチのボタン類。ファインダーはやや黄味ながら見え良し。操作部にロックというものがなく,シャッターダイヤルがAUTOから知らぬ間にズレてしまうことが多かった。
・139Q:RTSとは似ても似つかないプラ製グレードダウン機。特に露出補正ダイヤルをまわす感触がRTSとは段違いに安っぽく,しかも周りに巻いたゴムリングはすぐ外れる。ただし,137もそうだが,ファインダーは当時比類なくクリアで明るく,素晴らしかった。専用ワインダーは,けたたましい作動音とショック大。
・137MD:黎明期のワインダー内蔵機(ただし巻き戻しは手回し)で,外付けに比べれば静かでキレがよかった。シンプル&軽快で,リズムよく撮れた。一方,ウレタン裏打ちの外装はすぐ風化してはがれ,ボロボロになる。これは139Qも同じ。私の中でベスト機種。
・ヤシカFX-3:S2が出るまでヤシコンの中では唯一の機械式で,意外な人気で品薄になったり,テッサー45mmとともに中古価格が高騰したこともあった。操作感はいわゆる安物。ファインダーは冷色がかって,湾曲あり。
・T:大ヒットのT2のオリジンの超コンパクトレンジファインダー機。仕上げはよいが,ハッキリ言ってイメージ先行デザイン優先で凄く使いにくいカメラ。ダイヤ型の二重像が見づらいし,ピントリングや絞りリングは極めて回しにくい。ボディの小ささに比べ,ストロボがでかい。

以上の4台で6年間ほどCONTAXがメインだったが,AFが第二世代になって,ある時期からミノルタα-xx00シリーズに乗り換えてしまった。

それから20年近く経った21世紀のこと。ふとカメラ店の店頭で薄っぺらなCONTAXを発見。
ブランドに惹かれ,スイバルっぷりにシビれ,つい購入したSL300RT*
現在に至る。


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