活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

デジタル時代のスローアート。

2005-04-11 23:21:50 | Weblog
盛り上がってますね。
いえ,デジタルではありません。ピンホール写真のこと。
大人の科学は人気で増刷ですし,PhatPhotoでも特集号が出ます。
4月1日からは日本針穴写真協会も発足しました。
やはり「反動」の一種でしょうねえ。デジタル時代のスローアート。

また,4月の最終日曜は世界ピンホールディ
私めも2002年と2003年に参加致しました(去年は出すのを忘れた)。
ただ,ピンホール写真はスローアートとは言いつつ,結構面倒なんですよね。
一枚一枚印画紙を箱に詰めての撮影やいい加減で試行錯誤な露出,紙ネガの反転現像などなど。
ブローニーや35ミリフィルムを使う手もありますが,引き伸ばしを行うとピンホール独自の空気感,ぬめり感というか,湿度が足りないように感じられます。
そこで,誰もが考える「デジタル・ピンホール」写真。
デジタル一眼レフとボディキャップで簡単に出来ます。
しかも,デジタルは粒状感が少ないので,像を大きくしても雰囲気はそう薄まりません。
すでに試みられている方,多し
でも,これってどこか本末転倒なのかも。
また,そのうち普通の写真をピンホール写真に見せる「ピンホール効果」処理が出てくるかもね。
ちなみに世界ピンホールディの投稿要項をみると,感光剤の化学処理が前提のようでした。
やっぱりね。

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