ずいぶん前から、足の親指の爪が変だなと思っていた。
端っこのほうが黄ばんで傷んでいると思ったのだけど、伸びても伸びてもきれいな爪にならないどころか、なんか分厚くなって、裏側がボロボロしているみたいなのだ。
それで、ネットで画像を見たりしたら、どうやら「爪水虫」みたいなのだった。
爪水虫って、自然には治らないし、水虫の軟膏を塗っても爪の内部には効かないからダメなんだって。
そうして、次々に他の爪にも感染していくらしいし、爪の中で水虫菌が増殖するので、同じ足拭きマットやスリッパを使っている家族にも移ってしまうのだそうだ。
これは大変だ!
と思って、あわてて皮膚科に行ったのだった。
すると、先生が組織を顕微鏡で調べてくれて、やはり爪水虫に違いなかった。
爪水虫を治すには、飲み薬を飲むそうだ。
その飲み薬なのだが、
(1) 1日1錠を半年間毎日飲む薬 テルビナフィン 1錠100円
(2) 1日2回(計2錠)を1週間飲んだら3週間休み、また1週間飲み、また3週間やすみ・・・と、3か月くらい繰り返す薬。イトラコナゾール 1錠あたり800円
がある。
最初、値段を知らなかったので、(1)は毎日飲み続けるなんて面倒くさいな~と思ったのだけど、(2)の薬の値段を聞いたら、(1)のほうが良いかなということになった。
保険適用で自己負担3割だと、
テルビナフィンは、6カ月で5400円。
イトラコナゾールは、3か月分(=7日×3回)で10080円ということになる。
個人負担分だけでなく、国の負担を考えると、薬代は安くした方が良いに違いない。
薬局に行ったら、「テルビナフィン」は、元々処方箋には薬名は「ラミシール」と書いてあり、同じ成分の後発品「テルビナフィン」にしたので、もう少し安く済んだかもしれない。
爪水虫の飲み薬は、副作用として肝臓が悪くなることがあるので、注意が必要らしい。
まあ、とにかく半年後にきれいな爪に戻ってくれたら良いなあと思う。