山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

ハザードランプ

2010-02-15 19:12:10 | 運転・車・道路の事
このあいだ、どういうわけかハザードランプが止まらなくなったことがあったので、天気の悪かったおととい、車から説明書を持ち出してきて、家の中にこもって車の説明書を読んでいた。
実は、まだすべてに目を通してはいないのだ。車に乗り始めたばかりのころは、読んでもぴんとこないので、あんまり興味がもてなかった。
今になって読むと、フロントガラスのくもりを取る方法や、各種の警告マークについてなどもしっかり記載されており、なんだちゃんと書いてあるじゃないか、と思うことも多い。

そこで、「ハザードランプが止まらなくなる場合」などが書かれているかもしれないと思ってみてみたが、あいにくそれは書いてなかった。

ただ、ハザードランプについては、「故障などの非常時に、やむを得ず路上駐車するとき以外はむやみに使用しないでください」」と書いてある。ハザードランプとは本来は緊急事態のときに点けるために装備されているものだからなのだろう。

私が通っていた自動車学校では、車の停車中に教習生にハザードランプの操作は教えなかった。自宅に自動車があって、親などが操作しているのを日ごろ見ているらしき教習生が自ら停車中にハザードランプを操作したりすることがあるが、そうすると、教官が「ハザードランプは教師が操作するので、教習生はさわらないように」と注意していた。検定のときなどもハザードランプを触る場面は想定されていないため、そのような行動は除外されていたのだろう。
しかし、実際にはハザードランプを使うことは世の常となっており、教官も路上に停車しているときにはランプを点滅させているのが事実である。
娘の自動車学校では停車するときにハザードランプをつけるように教えられたという。

そして、街で車の様子を見ていると、停車中どころか、停車しようとする時点で(車が止まりきらないうちに)ハザードランプを点滅させる人が多いことに気付く。
これはたしかに、左折ではなくそこに止まろうとしているということが判然とする。

このあいだ、幹線道路を第一車線を走っていたら、信号の手前あたりで前の車が停車してしまい、どうやって追い越そうかと思っていると、信号が赤になった。その車がハザードランプをつけたのでそのまま停車しているのかと思ったが、あまりにも交差点に近いため不審に思っていると、赤信号にもかかわらず前方にノロノロと出て行く。と思ったら今度は斜め右に方向を変え、次に左方向にバックし始めた。
なんとその交差点のカドにあるお店の車庫に車を入れるのだった。その間、ずっとハザードランプを点滅させていたが、なるほどこのように、人にわからない事情で不審な動きをし続けなければならないような場合は、ハザードランプをつけたまま動くという方法があるようだと思った。

そのほかに、ハザードランプの別の使い方は「ありがとう」を示すものだということを知った。
一瞬ボタンを押し、即座に解除すると、車体前後の両側のランプが一回だけ点滅するので、前方や後方の車に、ありがとうの意思を伝えることができるらしい。
これはまだやったことがない。

インターネットで「ハザードランプが消せない」という内容で検索をすると、ハザードランプのスイッチボタン部分が壊れて押し込まれてしまった場合などが出てくる。
思うに、ハザードランプというものは、元々車の設計上想定された使用頻度以上に使われることが多いのではないだろうか。だからスイッチの使いすぎになってしまうのかなと思う。

私の場合、そんなに頻度多く使っているわけではないので、壊れるには早すぎるようだ。

他に考えられるのは、何か電子的な誤作動である。電波の強いところでは、勝手に盗難防止装置が作動してハザードランプが点滅し始めたりたりすることもあるらしい。
これも恐ろしいことである。

ハザードランプは緊急事態に点けるものなのに、ありがとうの意味で点けたランプがそのまま消えなくなってしまい、点滅させたまま走るはめになったなどということもあるようである。これではどちらに曲がるのかも知らせることができないから当然走れないわけだが、これこそ緊急事態である。車を停止させてJAFを呼ぶしかないらしい。

ハザードランプが消えなくなると、走るわけにはいかないが、本来緊急事態を知らせるランプゆえ、エンジンを切っても点滅し続けるので、長時間続くと、必ずいつかはバッテリーが上がってしまう。だから時々エンジンをかけなければならない。夜間にこんな状態が起きて、翌日直そうなどという悠長なことはしていられないらしい。

ハザードランプが消えなくなるという故障は、かなりやっかいなようですね。
そう思ったら、便利だからとやたらに使うのは怖いなあと思ってしまいました。


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