06/09/02 ジェネリック医薬品は安いの？

8/19付けの記事にも書いたが右上の奥歯が噛むと痛い症状で大宮の歯科で抗生剤をもらって飲んだら劇的に落ち着き、金曜夜にその確認と今後の治療について相談。今回は秋の喘息の季節でもあるので経過観察にしていただき、３ヵ月後に点検を入れることになった。

土曜日は喘息の方のかかりつけのアレルギー科と耳鼻科をハシゴ。２日で３箇所はなかなか大変。財布の方もけっこう大変。自己負担３割というのはきつい。昔は１割だったのにな。今では自立支援法の対象者も１割負担になってしまった。「受益者負担」という考え方にずっと違和感があった。生活の質を上げることが「受益」だと思うし、こういう治療を受けないと生活に支障をきたすのだから「受益」というのはおかしいと思う。
そんなことを思いつつも当面は少しでも支払いを少なくしたいので、医師にその胸をお話してジェネリック医薬品がある場合はそちらに切り替えて欲しいとお願いした。提示された吸入薬のひとつは以前使用したことがあったが、使用回数の管理がとても不便で元に戻してもらった経過あり。飲み薬で３種類のうちに２種類を切り替えられるとお聞きして薬局へ。
ところがである。ジェネリック医薬品でも安くないものがあったのだ。薬価としては安いが健康保険の点数に直すとジェネリックは四捨五入して切り上げ、先行薬は切り下げになって同じ値段になってしまうものがあった(薬の価格の保険の計算方法を価格差をきちんと反映するように改善してもらいたいものだ)。
同じ値段なら先行薬の方がいい。結局ジェネリック医薬品に切り替えたのは１種類で結果として300円安くなった。薬代全体は約6500円くらいになる。今は医薬分業がすすんでいるのでクリニックでの支払いは別。それも合計すると１回で8000円くらいになってしまう。
前後に歯科と耳鼻科でも合わせて3000円くらい払っているので、軽く１万円突破。

医者のハシゴののち、友人と映画を観にいった。お目当ての「キンキーブーツ」は全ての上映時間で完売となってしまっていた。「ミッションインポシブルⅢ」に急遽変更。そうしたら予想以上に面白かったのだった。私にとって舞台や映画を観ることも薬みたいなものだ。
９月は10日の「魔界転生」から観劇スタートになる。