ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

2015/09/19 安保関連法が参議院で可決、成立・・・・・・ひっくり返す取り組みのスタートだ!

2015-09-19 23:59:37 | つれづれなるままに

9/17の参議院特別委員会での強行採決は、その日の昼の横浜での地方公聴会の報告もすっとばした「形式民主主義」も踏みにじるものだった。職場の有志とOBでしっかり国会前の南側エリアに陣取って抗議の声を上げてきた。午後7時ぐらいに車道の分離帯の外側に決壊したので、私たちも車道に出てコールしたが、かなりの雨。職場のロッカーに置いてあった災害用のアルミシートポンチョを安倍の人災で出動させるはめになった。
野党の政治家や学者のスピーチが続いたが、佐高信さんが集まった人々のプラカードの言葉チェックをする中で「自民党には天罰を、公明党には仏罰を」に注目したということに感心至極。生まれた時から創価学会員の方が今の公明党に平和の党に立ち戻れと署名活動をしても受けとめてもらえず、このままでは落選運動をしますよとスピーチされたのを聞いていると今のこの運動が社会全体を揺さぶっていると痛感!
SEALDsの若いノリのよいコールでシャウトして撤退してきた。「強行採決もどきは無効!」「野党ガンバレ」というコールが今日の緊迫度を痛感させた。

9/18は職場有志の方は自由行動になり、本会議での強行採決のおそれがあるのでOBは昼から国会前に駆けつけたようで、私はどうしようかなと思っていたところ、女性の先輩にお声をかけていただいたので、今日も国会包囲行動参加を決断!

四ツ谷を午後6時頃出て、地下鉄南北線で永田町に行き、最高裁判所の向かいにある国会図書館に沿った道を歩き、全国町村会館を通り越し、憲政記念館のトイレが公開されていたのでしっかり利用し(苦笑)、メインステージ近くの国会正門前北庭の柵のところで声を上げてきた。総がかり実行委員会とSEALDsが交互に司会・コールを担当して国会包囲行動が続いている。冒頭の写真は柵ごしに国会議事堂の方向を撮影したもの。

女子学生のスピーチで、国際支援活動をする中で本当に平和な社会をつくる難しさを知った、ここ2・3年の自分の処遇のことしか考えていない議員たちと違って私たちは10年後、20年後という未来を考えて誰も殺さない殺させない社会をつくりたいからやっているという趣旨の発言があり、私も自分が死んだ後のことも考えてやっているよなぁと共感して目頭が熱くなってしまった。

SEALDsのコールで「野党ガンバレ」だけでなく、「野党は牛歩!」というコールも上がっておおっと思った。 PKO法案での野党の牛歩戦術はみっともないだけということで賛否両論をよんだけど、コールで野党の本気の抗戦を後押しするってすごいなぁ。牛歩の途中で直下型地震でも起きたらどうなるんだろうとかチラッと頭をよぎったけどそれはまぁ置いておくかな(苦笑)最終的に賛成多数で成立しても、本気で止めようとする行動は支持したい。(結局、牛歩は山本太郎の一人牛歩に終わった。)

「賛成議員は落選させよう! 」コールにそのための作戦も知恵を集めてしないとなぁと決意しつつ、町村会館でご飯を食べて帰宅。

9/19(土)未明、安保関連法が参議院で可決、成立してしまった。
土曜日は出勤シフトで仕事に行き、今週は月・水・木・金と4日間も国会包囲行動に出動して首が痛くなってしまったのを治療するため、仕事帰りに接骨院へ。やっぱり首がずれていて院長先生に直してもらい、これでなんとか眠れるかなという感じになった。
本会議で強行採決されようとも、ひっくり返す運動のスタートさせなければと覚悟を固めている。
(追記)
SEALDsのコール、さすがに学生さんで英語のフレーズもけっこうあった。英語のヒアリングが苦手な私は、This is the democracy looks likeって聞いていた。
>「民主主義ってなんだ?」「これだ!」(2015年、SEALDsのコールより)
“Tell me what democracy looks like?” “This is what democracy looks like!”(2011年以降、世界中のオキュパイ運動のコールより)
オキュパイ運動の情報はこちら
http://democracynow.jp/video/20120705-2
英語のヒアリングは娘にバカにされている。でもアンタは小学校低学年から会話の教室で英語で遊んでたんだから一緒にしないでよって言いたい。負け惜しみ(笑)
「ノーパサラン」はスペイン内乱でファシストのフランコと闘った抵抗運動のスローガンだし、世界の民衆の闘争から学びまくっているとわかる。
「ノーパサラン」の検索画面はこちら

そう、行動だけではなく学びながらということが大事だ。学びつつ、行動していきたい!!
(追記その2)
Facebookで拾ったSEALDsのツイッターから奥田愛基くんの言葉(私はツイッターやってないけど)。文字数制限があるので7回にわたって連投しているのをつなげてみた。
「さっきしたコールに言いたいこと詰まってるんすけど、デモにいって世論を盛り上げ、選挙に行き、廃案にすると。さっき野党は国民のみなさん国民のみなさんって言ってたけど、選挙になったらまたバラバラになるかも。だからまた今回みたいに働きかけていこう。野党は協力して国民に向かってくださいと。数年前反原発運動の時もそうでした。結局選挙になったら野党は割れて、勝てた選挙おれら負けたんすよ。だけど聞きました?今日の野党の堂々としたスピーチを。今回のことでみんな、支持政党なくても政治家を応援することはできると知りました。くだらない主義主張や世代を超えて、俺たちはきっとできる。なぜならそれがもう始まっているから。
皆なんで若者が声上げないのかって、あげてみてわかった。わけわからんリプとかメールとかくるからですね。今までそういう言動に負けてきたから声が上がらなかった。駅前の本屋でヘイト本が並んでいる。これからオリンピックやるって国がそれでいいのか。集団的自衛権は国連憲章で保障されているというが、憲法守れない国が何を言っているのか。日本の憲法を、立憲主義を理解できないなら国連憲章も理解できないだろ。大体国連からどんだけ日本が勧告を受けているか。情けないけどそれが日本の現状。そういうのも変えていかなきゃいけないと俺は思う。マスメディアも育てないといけない。当たり前の事を当たり前にする為に色々考えていきましょう。俺たちもやっぱり無くなってはならない新聞やいい雑誌は買って行かなければ。こうすべき言うだけじゃなくて、こうしようってやってこう。やれることはまだまだある。政治のこと考えましょうとか、政治に対して無関心とか、平和のことを考えましょうというが、その政治って平和って何かと。その言葉の内実を考えていかないと。安倍晋三さんだって民主主義大事だって言ってましたよ。つまり問われてるのは民主主義の内実です。それを何回も問うて何回も答えていきましょう。それを引き受けて答えていけるのが大人ってこと。その責任を果たしていこう」
奥田愛基くんは中央公聴会にも公述人として立派な発言をしていた。ふだんの茶髪を黒く染めてスーツ姿で登場してたのがTPOもわかってるんだと感心した。こういう考え方への共感がひろがっていくことを確信している。


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