ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

05/10/29 大江戸天下祭で日比谷公園へ

2005-10-29 22:54:52 | おでかけ、旅行
2003年の千代田区江戸開府400年記念のシンボル事業として、江戸時代に盛大に行われた天下祭が復活された。今年は3年目の開催。確か一昨年、帝国劇場に観劇に行った時になんかお祭りやってるなあと思った記憶がある。9/1から復帰した職場はJR四ツ谷駅のまん前なのだが千代田区のはじっこ(新宿区と接している)で、千代田区に興味が湧いていたところだった(私の父の職場も千代田区の岩本町にあったというのもある)。そこで本屋でも千代田区が発行した『千代田まち事典』という本も買ってしまったのだが、そこにポスターが挟みこまれていたのだった。そこで娘に声をかけたら祭りの出店の大好きな彼女、しっかりとのってきた。

江戸の「華」とまで称された天下祭は、山車・屋台・造物といった曳物・囃子・踊りの芸能が主体。江戸で暮らす人々にとって最大の盛儀で、江戸城の中にも入り将軍の上覧を得ていた(古い山車の中には江戸城に入れるように高さを変えられるようなカラクリつきのものもあったとのこと)。明治22年、皇居前広場に東京市内の山車百余台が集結したのを最後に、それ以降市内の電線が順行の大きな妨げとなったことなどで、山車の曳き回しは行われなくなったのだという。
江戸開府400年記念ということで山車の順行を甦らせた。もちろん数は百余台なんてあるはずがない。区内のだけでなく関東近県などから山車や神輿、今年は21基が集まり、江戸木遣りや踊りの方たちと行列をつくるらしい。巡行は明日の日曜日で、今日の土曜日は日比谷公園で展示、そこでのお囃子などが他のいろいろなイベントとともに「江戸フェスティバル」として行われていた。
あちらの特設舞台ではなんとかレンジャーショーらしきものがやられていて、こちらのコーナーではお囃子という感じでなんともゴチャゴチャしていて面白かった。

曇り空から途中から雨が降り出した。期待のフリーマーケットは中止になっていたし、娘の大好きないわゆるテキヤさんの出店もみかけなかったが、公園内にいろいろな出店があった。傘をさしながらジャガバタ1個50円、綿あめ100円を喜んで食べていた。

山車の上にある人形は「スサノオノミコト」「東郷元帥」から「羽衣」「弁慶と牛若丸」「熊谷治郎直実」などなど見る分には面白かった。
写真は千代田区の「大江戸天下祭」のサイトから山車巡行のイメージ写真(多分、人形は「羽衣」)。
お祭りに行く前に娘と2つ用事をすませたので、今日はお疲れ~。早く寝て明日の『サラ』観劇に備えよう。