Piano Music Japan

シューベルトピアノ曲がメインのブログ(のはず)。ピアニスト=佐伯周子 演奏会の紹介や、数々のシューベルト他の演奏会紹介等

6/1(日) 川崎市市民ミュージアムプロムナードコンサート(No.1532)

2008-03-27 21:40:23 | ピアニスト・佐伯周子
詳細は新年度になってから決定する。以下は現段階での「構想」である。

シューベルトのワルツ


 シューベルトは「ヨハン・シュトラウス2世の父親のヨハン・シュトラウス1世の先輩」に当たる。

 

『ベートーヴェンの後継者 = ピアノソナタ作曲家』


を目指していたが、『庶民の欲求 = ウィンナワルツ を作曲して欲しい』は拒絶できなかった。
 「絵」として残っている「シューベルティアーデ」は、ダンスを踊っているシーンを残していないが、文章で残っている「シューベルティアーデ」では、舞踏シーンは多かったことを示唆している。
 「シューベルティアーデのメンバー」は男性が圧倒的に多かったので「ワルツだと余りが出る」のが「絵」で残らなかった原因だろうか?
 シューベルトのピアノソナタが3曲しか出版されなかったのに比して、(1曲当たりの時間的には 1/10以下であるが)ワルツなどの舞曲が圧倒的多数が生前出版されているのは、「人気殺到のポップス歌手」並みの人気があったように思う。
 誰もが「霞を喰っては生きていけない」のだ。シューベルトも短い人生を全力で駆け抜けた。(現代ではほとんど評価されない)シューベルト生前の人気作をベーゼンドルファーインペリアルの豊かな響きで堪能してほしい。
コメント
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