光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

たまにあります、北極星野便り、ほか春分点の方向。

2014-11-12 13:53:31 | 星空・天体・宇宙
  曇りだか晴れだか、風が南風だが、日差し弱く、室内も、外も暖かみはない。


  きのうの天気は冴えなかった。最近の富山の日の入りの時刻は、もう午後4時台である。

  午後5時でもなくなった。

  夜は長そうで、それでもまだ昼間の時間も長い。まだまだという感じ。


  夜は暗いようで明るい。

  それでも人の目はそうは暗いものが見えないので、なんだかとんでもないものを踏ん付けていたり。

  ほか、いつも使うコップ、水専用のものと他があるが、水のほうに、なんだか知らないが

  入っていた。暗いのでわからなかったのだ。ところが、もう朝の11時だという時間、そのコップを

  使うと、一応水を入れて一回くらい洗う習慣があるが、真っ黒な、でも粉薬の入っている、

  金属様の袋の切れっ端が、飛び出た。これはいつのものかわからないが、でももう忘れることに。

  カビだろうが泥だろうが、お構いなし。なんともない。滅多にない、で驚きはした。


  それで北極である。

  天の北極のほうで、地球の自転軸をずっと北側に伸ばしたところ。点である。無限遠にある。

  今は天の北極は、こぐま座にある。こぐま座の囲いが星図にあって、うまく北極星と、北極点が

  入るように仕切ってある。天の北極近くにある星座は、数は少なく、時計回りに、こぐま座、

  きりん座、ケフェウス座、に、りゅう座。


  天の北極、これは動く。やがてほかの星座に移動する。これは地球の自転軸がどうゆう方向にあるか

  まず知る必要がありそう。

  地球の軌道が、黄道面を決める。この面に、自転軸が垂直なら、問題はなかった。天の北極は

  動かなかった。でも多少は力の関係というか、もろもろのものがあって、振動とか変動はある

  だろうが。


  ところが、約であるけど、黄道面に対して、23.5度傾いてしまった。これをまっすぐにしよう、

  そうゆう力が、月とか、他に太陽などにもあると思うが、働く。ところがである。傾いたまま。

  頑なである。でも、他にやはり動くものがある。力が働くと何か変化はある。これをすんなり

  理解できる人は幸せだが、私はどう考えてもそれをうまく説明できない。何度か書いているが。


  結局のところ、自転軸を傾けたまま、23.5度を保ったまま、この自転軸は回転する。

  これが、昔むかしからの、ゴマをつぶすに、でこぼこのある鉢で、すりこぎ棒で回転させつつ

  擦るのと似ているので、味噌すり運動とかいう。これで、自転軸が一回転する時間というのが

  とほうもない時間でもある。どうしてわかるのかそれもむつかしいが、2万年より長く、
 
  3万年より短い。

  よって、人の生きている時間で、この北極の位置はさほど変わらず、星図なども、50年くらいは

  同じ赤経・赤緯が使われたりする。もちろん、2014年分点の星図も、作ろうと思えば作れる

  だろうが、なかなかそこまで考えない。気にしないでいい。

  今私が見ている星図も、2000年分点のもの。1950年の赤経・赤緯の印がある。


  太陽が春分のときに位置する点は、黄経0度である。黄道と天の赤道、二回交差するが、黄道が

  下から上へと横切る点でもある。昔はおひつじ座にあった。今はうお座。今ごろ、このうお座が

  南の空に見える時期でもある。北極星野があれば、南には、そこだけでないけど、黄道とか、赤道に

  近い星座、星々が見える。惑星などもこの付近を通る。月も同じ。


  天の北極付近、これはきのうのわずかに晴れた時間に撮ったもの。早めである。

  南側は、一昨日、10日。最初は雲が多く、やめようかと思ったが、それが切れた。


  北極星野から。



  その一。目でもわかったけど、雲が多く、どきどき完全に星を消す。でもチャンスはある。
  雲と星。こぐま座の北極星の反対側は、かなり左下側を向く。




  その二。広めで。北斗七星も、わずかに見えたり、見えなくなったり。




  その三。こぐま座の上は、りゅう座になる。




  その四。右下側、この辺に街灯とか多そうで、近くの町かなー。




  その五。ぎょしゃ座もかなり高い位置に。こっちは明るすぎた。




  その六。それでも、いろいろ画像調整で、ほどほどの美しさに。


  で、一昨日の、南の空。



  その七。こちらも明るい。月の影響がある。右側の明るい星が、わし座のアルタイル。
  右端上に、いるか座がちょこんと。




  その八。雲が切れるのを待った。この時間も一応シャッタは押していて、雲が南西に移動して
  いるのがよくわかる。

  画面中央上右に点をつなぐとリング状のものが見えるが、ここがうお座の右端。頭のほうかどうか。
  このリング状の星の斜め左下に、春分点がある。一応見えている星座は、みずがめ座、大部分、
  ペガスス座の一部、うお座、それとくじら座。春に見えず秋に見える星座だが、明るい星は
  少ない。


  南風が強くなって来た。雨予報だが、お日様も出てきて、晴天域が増えてやたら明るい。



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