ぶらぶら人生

心の呟き

窓の月(13夜)

2017-03-10 | 身辺雑記
茜色の雲を眺めていると、
暮れるには間のある空に、
お月さまがあった。

夕方6時


7時の空にも

月見にも、恰好な窓である。
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レースのカーテンも開けて

2017-03-10 | 身辺雑記
3月10日
朝から薄色の青空が、広がっている。
今まで、薄いレースのカーテンは、昼間も閉めたまま
過ごしていたが、今日初めて開けてみた。
1間(いっけん)分、約1・82メートルの風景を
ガラスの窓越しに眺める。

山と山の谷間に、春霞が漂っている。
(下の写真では、鮮明には分かりにくいけれど…。)



その風景をスマホに収めようと、
バルコニーに出たとき、
ちょうど隣室のSさんが、
布団を干すために出てこられた。
初めて、バルコニーの低い壁を挟んで、
話をした。

Sさんはもの静かな人で、
積極的に話しかけられるタイプではない。
が、私にとって、バルコニーに出て、
話のできるのは、Sさんだけである。

建物の構造上、もう一方のお隣のMさんとは、
高いコンクリートの壁で遮られていて、
廊下でしかお会いできない。

今日初めて、Sさんと、話らしい話をした。
現在91歳。
6月の誕生日で、92歳になられるという。
福岡生まれだが、東京で長年過ごされた様子。
腸を手術することになり、
娘さんの居住しておられる当地に、
移り住まれることになったという。

晴れの日には、布団や枕を干し、
洗濯物も、自分で竿に干しておられる。
(今のところ、私は短期滞在なので、
洗濯物や衣類は、その都度、持ち帰っている。)

Sさんは、立派に自立なさっている。
杖もつかずに、歩いておられる。
老人のお手本のような人だ。
不必要な干渉もなさらないし、
廊下で出会うときなど、いつも表情が穏やかである。
少々難聴気味だが、それは長寿の証なのであろう。

紺碧の海(昼食後)

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ブログ開設から4000日

2017-03-10 | 身辺雑記
私のブログ<ぶらぶら人生>を開くと、右上隅に開設からの日数が出る。
4000日に近づきつつあることを知ったとき、そこまでは、なんとかたどり着けるかもしれない、と思ったものだ。

その日が、ついにやってきた。
4000日という長い日々、よくも続けられたものだ。

<ソコロシステムズ>の方々のおかげである。
70歳の時、個人指導をしていただいて、パソコンの使い方を学んだ。
マウスを見るのも初めてで、果たして使いこなせるか、前途多難の思いであった。
機械音痴の劣等生を指導してくださったSさんは、大変だったと思う。

人生を生き抜くメドを失い、心身ともにぶらぶらしていた時期であった。
何かに打ち込めば、新しい日々が訪れるかもしれない、と考えた。
生きることへの再生を願いつつ始めたのが、パソコンでありブログであった。

基礎的なことを一通り学んだところで、Sさんから、ブログを始めてみては、と勧められた。
ブログ開設の指導をしてくださったのは、別の社員の方・Wさんだった。
その時の受講者は、若い女性と私の二人だった。

<ぶらぶら人生>というブログ名は、仮名として、とりあえずつけたものである。
それを、そのまま、今に至るまで使い続けている。

今の私には、<ぶらぶら人生>より、濁点を外して、<ふらふら人生>とした方が当を得ている。
が、長年、私の稚拙なブログを楽しんでくださっている方もあると聞く。
書ける間は、<ぶらぶら人生>のままで続けてゆこう。
あと何日続けられるかは、なりゆきに任せるしかない。
可能な日まで、私自身、書くことを楽しみたい、と考えている。
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