患者会の役員

2023-03-30 18:04:56 | 透析
患者会の役員とはボランティア精神旺盛な方だろうと思っていた。実際そういう方が多いと思う。

でも私はボランティア精神旺盛でないが、会社員のとき会計を2人でやって大変じゃなかった。
役員になろうと思ったのは、会長の人徳に惹かれて仲間に入れてもらった感じ。
私は患者会のことを考えてない役員だったけど、このおかげで、透析は通院が面倒と思うだけだったが、ちょっと考えるようになった。

透析があると、常に夜間透析に同じ時間に行くとか、研修でいつもの職場とは透析施設を変えたり、病気というかスケジュールが面倒であった。
でも脳出血になって、頭がぼんやりしていたときは考えられなかったが、考えることができてはじめて自分の病気というものが気になった。

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因みに私が最初に気になったのは、透析導入時からすっと処方されているリン吸着剤(炭酸カルシウムや炭酸ランタンなど)だった。
無味無臭で飲まなくても痛くもかゆくもないので、今まで適当に飲んでしまった。
でもこの薬は透析患者が長く飲まないでいると、骨も脆さを早めてしまう。
リン吸着剤は、私の体で採血前に何度か食事前・中・後などに飲み試すと、飲むタイミングで消化前のタンパク質に結合して排便され、食べながら一緒に飲むとリンのデータは下がる(効く)とわかった。(タンパク質にはリンが多く、またリンはカルシウムにも結合するのでカルシウム食品にもリン吸着剤を飲んだりしてる)
リン吸着剤は、飲むタイミングが合うと劇的にリンのデータを下げるので、嬉しくなって原稿が集まらないと役員さんから聞いて、このことを書いて渡したことがある。
事務局の役員は、私の原稿を薬局にみてもらい、リン吸着剤は消化機能に左右されるとコメントをいただいた記憶がある。

食べ物のリンが血液に入って骨のカルシウムと結合しないよう、消化前の食べ物のリンとリン吸着剤がくっついて便に排泄される。

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役員だと病気に有用な情報が入ってくる、役員で病気について何も知らないのは恥ずかしいかなとも思ってた。
役員とはボランティア精神でなるものではなく自分のためなのかと今は思っている。















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