間違えた!感覚というもの

2023-10-24 17:01:34 | 認知神経リハビリテーション
リハビリ前に、自宅でわからなかった足裏の感覚はぼーっとしたときようやくわかりました、などと書き先生に読んでもらった。
先生は「感覚はなかったということですよね」と言い、何か考えている様子だった。
 
後になって自分の失敗に気づいた。
先生も心にいる自分も、当たり前のように足裏には感覚はあるとわかっていたのである。

このリハビリをはじめた当初(2004年位)、脳出血では感覚はなくならないと聞いていたことを忘れていた。
脳出血で神経が切断されることなどない場合、脳と接続でき、感じにくくなった感覚は回復できる。
お陰様で1回目脳出血ではいろいろな感覚の回復があって、足の装具が取れた理由には足裏の感覚がはっきりわかったこともあった。


はぁ~、それなのに私は2回目脳出血で両麻痺で寝たきり・耳が聞こえず話せないなど、信じ難い自分の病態に、「何もできなくなっちゃった」ので足の感覚もないと思い込んでいたところはあった。

でもリハビリで先生が私の足を揉むと、軽い/強いの違いが感じられた。

ずいぶん遠回りしてしまった気分である。
自分の身体をよく触って、感覚があることを思い出さねばならない。


動きのコツ協会の、認知神経リハビリテーションに似た内容のメルマガを時々読んでる。
最近感覚の話題で、感じることと運動は表裏一体です、とあり、以前PTの先生から全く同じことを聞いたと思った。PTの先生が認知神経リハビリテーションをご存知でないときに聞いた話である。
動きと感じること、同時に取り入れれば身体の回復につながりそうだ。

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