寝たきりでのリハビリ

2024-05-10 17:13:55 | 認知神経リハビリテーション
今のリハビリは5年位?
と聞かれ、改めて寝たきりでリハビリを受けられる幸せな環境にあると思った。
現在は、外来リハビリを送迎車に夫と付き添ってもらっている。
寝たきりだと、ひとりで外出はできないし、訪問リハビリは家族か誰かがいなければ訪問してもらえないだろう。

1回目の脳出血で右片マヒ、2回目で両マヒになって寝たきりになった。

2回目の脳出血で、退院するため約1年リハビリを行っている。
記憶がはっきりしないが、1回目の脳出血時から持っていた「頭のなかの身体」という文庫本。
読み返した記憶はないが、その本は認知神経リハビリテーションに関する内容だった。
1回目の脳出血では、偶然にこのリハビリにお世話になり、様々な身体の変化を経験した。
一時、私は元気がなかったらしい。
今受けているリハビリでも回復すると思っていても、認知神経リハビリテーションを受けたかった。

すると私のPT担当の女性の方が、私の「頭のなかの身体」を読んでくれて認知神経リハビリテーションによるリハビリがはじまった。
本を読んでやったことのないリハビリができるとはすごいと思ったが、リハビリ療法士の知識があればできるだろうとおっしゃっていた。
嬉しくなったので、入院中にこのブログを開始した。
リハビリでは先生と患者との対話が重要だが、私は聞こえず話せないので、ご迷惑をおかけしまったが筆談をお願いし、私は50音ひらがなボードを指でさして答えた。(今のリハビリもそうである)
リハビリを終えて病室に戻ったら、リハビリ中に指さしでは答えられないものはブログに記録した。

2回目の脳出血の認知神経リハビリテーションは、入院中からはじまった。
退院後は、現在まで4名の先生にこの療法で診ていただいている。
コロナで約2年リハビリはお休みし、その間は何度か感染症で入院していた。
コロナがあったことにより寝たきり患者のリハビリの必要性がみえた気がしている。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする