20160308 胴体の真上に顔を置くようにするリハビリ

2016-03-09 13:27:27 | 通院リハビリ
血圧126.
車イスに乗った状態だと、背骨は背もたれに倒れている。そこから起き上がるように、先生は私の両肩を持ち、私を前方に引いた。
その後、自分の胴体は左右肩関節と左右股関節を頂点とする長方形で、起き上がるときは、その長方形は背もたれと平行のまま起き上がるようにイメージしてみて、と先生はおっしゃった。
すると次に起き上がるときは、私の両肩をぎゅっと握って先生が私を起こしていたと感じていたのが、両肩は軽く持って起こされていると感じた。
そのような変化を先生に伝えると、右手が後ろに引かれていた力が減ったからということだった。イメージしたのは、自分の胴体を下敷きのように思っただけ。それが右手が後ろへ行かないようコントロールしたのか。不思議だ。


マットにすわり、私は顔が前に突き出ているようなので、胴体の真上に顔を置くようにするリハビリを行なった。最初右足は地面につき安定していた。

この日は1回だけ顔は胴体の真上に乗ることができた。
しかし先生が指導しながら、私の顔が前に突き出ている悪い例と、顎を引いて胴体の真上に顔を置くよい例を見せてくださるが、誰が見てもよい例の方が恰好がいいと思うはず。悪い例で想像したのは猿人だった。なぜこの恰好が自分では楽なのか。今の自分は、身体が前後にグラつくと、胴体の真上に顔を置くと、後ろに倒れそうに感じる。

後半辺りから、腰と股関節が妙に痛くなった。
先生は、腰が体重を支えたりバランスをとることができていないのかもしれないとおっしゃった。詳しい説明はよく覚えていない・・・考えることがキビシイと感じる痛みだった。胴体の真上に顔を置けないのも股関節が、そこから上にある(背骨を伝わって上にある)ものを、バランスよく支えていないのではないか。この文を書いていて、昨年入院中のリハビリを思い出した。頭を支えているのには、遠い場所だが座骨とか股関節が関与している。

今回のリハビリで、今まで何となく感じていたのは、痛みが出ているときは、正しい楽な態勢はあえて避けていると感じることだったと思った。なぜ避けてるのかは、わからない。


それと今回わかったことに、痛すぎるとリハビリで必要な考えることができなくなることがある。困ったことである。大抵痛くてもなぜ痛いのか考えることができたのだが。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする