備忘簿

日常の呟きを記録する。

タニウツギ<谷空木>

2014年06月19日 07時16分47秒 | 樹木
スイカズラ科タニウツギ属の落葉小高木。木が中空で谷筋に多いことによる和名。花は濃い紅紫色で大変美しい。それが枝いっぱいに咲くので大変華やかである。庭木などに利用されている。ただ、家の中には持ち込んではいけないという言い伝えがあるという。5月9日、千葉市内で撮影。
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カザグルマ<風車>

2014年06月17日 05時08分27秒 | 野草
キンポウゲ科センニンソウ属のつる性低木。漢字で書けば風車。何しろ大きな花である。直径は優に12、3cmはあり、大変優雅である。色は白色から淡紫色まであるそうだが、千葉県ではほとんど白色のみのようだ。千葉市内の自生地のものも白色で、初めてこの花を見たときは、遠目で薮の上に大きな白い紙の屑がたくさん散っているのが誰かが紙くずを捨てたのかと思ったほどだ。
花弁は無く、花弁に見えるのは萼片で、普通は8枚ある。こんなに美しい花なので、かのシーボルトが見逃すはずはなく、故国へ持ち帰り、改良を重ねたのがいわゆるクレマチスの花の始まりで、中国原産のテッセンとともにクレマチスの原種となっている。なおテッセンはは萼片が6枚。なので、クレマチスも8枚のものや6枚のものがあるようだ。8枚はカザグルマ系、6枚はテッセン系なのかも知れない。5月9日、船橋市内で撮影。
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タツナミソウ<立浪草>

2014年06月16日 06時16分40秒 | 野草
シソ科タツナミソウ属の多年草。花が片側を一斉に向いて、いかにも波が押し寄せてくる様に見えるという和名。この花を見るといつも、北斎の神奈川沖浪浦を思い出す。初めてこの花を見たのは、もはや20年ほど前になるが、その頃成田市にあった勤務先から昼休みに市内の風土記の丘と言うところに散策にでかけた。
低い古墳の連なる丘のような地形の下草の中に、なにやら青紫色の小さな花が咲いているのを見つけた。そこで見たのがこの花だった。花が一方向を向いて花茎に付いて咲いていて、中々珍しいものを見たと思ったものだ。
毎年そこへ見に出かけていたが、その後、自宅近くの公園の草地にも咲いているのを見つけて大変うれしかったのを思い出す。5月7日、千葉市内で撮影。
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ジシバリ<地縛り>

2014年06月15日 06時41分15秒 | 野草
キク科ニガナ属の多年草。普通の山野の日当たりの良いところに生えている。細長い茎が地面を這い、ところどろろに根を下ろして増えていく様が地面を縛っているようだという和名。葉は薄く、なよなよとした感じに見える。5月7日、千葉市内で撮影。
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コウホネ<河骨>

2014年06月14日 07時02分14秒 | 野草
スイレン科コウホネ属の多年草。水面下に白く太い地下茎が有り、それが白骨に見えるのでこの名がある。この骨のように見える眺めは結構リアルである。
そして、葉は長卵形で長さは30cmほどもあるが、花は小さく直径は5cmほどだ。花弁のように見えるのは萼片で5個付いている。花弁はその中にあり、長方形で外側に曲がって付いている。自生しているものはどこかで見たことがあるが失念した。画像のものは千葉市の自然公園に植えられたもの。5月7日、千葉市内で撮影。
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レンリソウ<連理草>

2014年06月13日 06時52分29秒 | 野草
マメ科レンリソウ属の多年草。比翼連理の連理で、狭披針形の小葉がきれいに対生しているので付いた和名。近くの公園の草地に自生しているが、今年は例年になくたくさんの株が生えていて、花を咲かせていた。鮮やかな紫色の花は小さいが大変美しい。5月7日、千葉市内で撮影。 
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ヤセウツボ<痩靫>

2014年06月12日 07時14分03秒 | 野草
ハマウツボ科ハマウツボ属の寄生植物。ヨーロッパからの帰化植物で、近年、千葉県の成田市付近で初めて発見されたという。どうも航空機によってもたらされたものかもしれない。
2006年あたりから、自宅近くの小川の土手に猛烈に生えだした。それまでは見たことがなかったので唐突であった。このヤセウツボはマメ科のシロツメクサやアカツメクサに寄生するようだ。見た目はややおどろおどろしい感じがする。言うなれば気持ちが悪い。と、2007年のこのブログに載せてあった。今では、無いことは無いが、それほどでもない。どうやら寄生されたシロツメクサなどが、寄生されたことによって衰退して数が減ってしまったからかも知れない。5月7日、千葉市内で撮影。
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ニガナ<苦菜>

2014年06月11日 07時02分14秒 | 野草
キク科ニガナ属の多年草。茎葉を切ると苦みのある乳液が出ることによる和名。日当たりの良いところにごく普通に生えている。だから、ニガナをつくづくと眺めたことはない。花は普通は舌状花は5枚で直径は約1.5cmほどのちいさなものだが、大体が単独で生えていることは少なく、群落状に咲いているので、それなりに美しい。5月7日、千葉市内で撮影。
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コウゾリナ<髪剃菜>

2014年06月10日 08時41分29秒 | 野草
キク科コウゾリナ属の2年草。髪剃はカミソリのこと。茎や葉に剛毛があり、触ると手が切れそうになるのをカミソリに例えた和名。普通に草地に生えている。背は高く、10月頃まで咲いている。葉は披針形で細長く、枝先に頭花を付けている。その様が何となくスマートな感じがあり、好きな花だ。5月7日、千葉市内で撮影。
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キアゲハ<黄揚羽>

2014年06月09日 06時41分35秒 | 昆虫
アゲハチョウ科アゲハチョウ属の蝶。サナギで越冬し、翌年4月頃から10月頃まで発生を繰り返す。画像のものは発生直後のようで、大変初々しい姿をしていた。ユーラシア大陸から北米北西部にわたって広く分布している。気のせいか、最近はナミアゲハよりもキアゲハの方をよく見かけるようだが、食草による影響かも知れない。5月7日、千葉市内で撮影。
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