備忘簿

日常の呟きを記録する。

タツナミソウ<立浪草>

2014年06月16日 06時16分40秒 | 野草
シソ科タツナミソウ属の多年草。花が片側を一斉に向いて、いかにも波が押し寄せてくる様に見えるという和名。この花を見るといつも、北斎の神奈川沖浪浦を思い出す。初めてこの花を見たのは、もはや20年ほど前になるが、その頃成田市にあった勤務先から昼休みに市内の風土記の丘と言うところに散策にでかけた。
低い古墳の連なる丘のような地形の下草の中に、なにやら青紫色の小さな花が咲いているのを見つけた。そこで見たのがこの花だった。花が一方向を向いて花茎に付いて咲いていて、中々珍しいものを見たと思ったものだ。
毎年そこへ見に出かけていたが、その後、自宅近くの公園の草地にも咲いているのを見つけて大変うれしかったのを思い出す。5月7日、千葉市内で撮影。
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