キンポウゲ科センニンソウ属のつる性低木。漢字で書けば風車。何しろ大きな花である。直径は優に12、3cmはあり、大変優雅である。色は白色から淡紫色まであるそうだが、千葉県ではほとんど白色のみのようだ。千葉市内の自生地のものも白色で、初めてこの花を見たときは、遠目で薮の上に大きな白い紙の屑がたくさん散っているのが誰かが紙くずを捨てたのかと思ったほどだ。
花弁は無く、花弁に見えるのは萼片で、普通は8枚ある。こんなに美しい花なので、かのシーボルトが見逃すはずはなく、故国へ持ち帰り、改良を重ねたのがいわゆるクレマチスの花の始まりで、中国原産のテッセンとともにクレマチスの原種となっている。なおテッセンはは萼片が6枚。なので、クレマチスも8枚のものや6枚のものがあるようだ。8枚はカザグルマ系、6枚はテッセン系なのかも知れない。5月9日、船橋市内で撮影。
花弁は無く、花弁に見えるのは萼片で、普通は8枚ある。こんなに美しい花なので、かのシーボルトが見逃すはずはなく、故国へ持ち帰り、改良を重ねたのがいわゆるクレマチスの花の始まりで、中国原産のテッセンとともにクレマチスの原種となっている。なおテッセンはは萼片が6枚。なので、クレマチスも8枚のものや6枚のものがあるようだ。8枚はカザグルマ系、6枚はテッセン系なのかも知れない。5月9日、船橋市内で撮影。