タツナミソウ＜立浪草＞

シソ科タツナミソウ属の多年草。花が片方を向いて一斉に咲いている様は、あの北斎の浮世絵「神奈川沖浪裏」を思い出してしまう。そんなことではないにしろ、波が立ち上がって今にも崩れそうな感じをこの花から受ける。自宅近くの公園の草地に毎年たくさん自生しているものが咲き出す。これを見るのが大変楽しみなのだ。好きな花だ。５月７日、千葉市内で撮影。