ベンケイソウ科キリンソウ属の多年草。和名は、葉の付け根に普通は2、3対の小さな葉を持つ珠芽をつけ、これが地に落ちて繁殖することによる。珠芽は花のあと地に落ちて冬を越して繁殖するそうだ。ベンケイソウ科といえば我が家には古くからフチベニベンケイがいる。いわゆるカネノナルキだ。一向に金は成らないが、ベンケイソウ科といえばフチベニベンケイをすぐに思い出す。そう言えば、属は違うが、葉の厚いところとか形がよく似ている。6月11日、千葉市内で撮影。
ヒルガオ科ヒルガオ属のつる性多年草。和名は、昼顔に比べ、全体的に小さいことによる。花柄の丈夫には、地じれた狭いヒダのような翼があるので、昼顔とは容易に区別できる。ただ、最近はこのヒダのないコヒルガオでもなくヒルガオでもないものがあり、両者の雑種でアイノコヒルガオと言われている。6月11日、千葉市内で撮影。
マメ科クララ属の多年草。和名は、根汁を舐めると、目がくらくらするほど苦いのでクララ草といわれたことによる。今年のクララは何故か花付が悪くややみっともないような格好だった。どうもその頃気温がかなり高かった為かも知れない。6月11日、千葉市内で撮影。
クワ科クワ属の落葉小高木。クワといえば子供の頃口を黒くして食した甘い実が忘れられないが、今では誰も見向きもしないようだ。ただ、それは蚕の為に栽培されていたクワで、葉が厚くて大きい中国原産種だったかも知れない。しかし、この在来種のヤマグワも、所によっては栽培もされていたという。散歩の道筋にも何本かのヤマグワがあり、黒く熟したその実を口に入れてみると、子供尾頃と同じように甘い味は懐かしさを覚える。6月5日、千葉市内で撮影。
ハマウツボ科ハマウツボ属の一年生草本。ヨーロッパ、北アフリカ原産でマメ科のシロツメクサなどに寄生する寄生植物。わたしの家の近所では、ここ数年来猛烈な勢いで増えていたが、今年はそれほどでもなく、ぽつぽつと見られる状態に減っている。過ぎたるは及ばざるがごとしなのかも知れない。きれいという感じはなく、少しく気持ちが悪いといった印象だ。6月5日、千葉市内で撮影。
ヒルガオ科ヒルガオ属の蔓性多年草。昼に咲くからヒルガオというわかりやすい和名。繁殖は地中に白色の根を伸ばしてどんどん増える。色の濃いものや大きな花のものなど結構違いはあるようだ。6月5日、千葉市内で撮影。
スイカズラ科スイカズラ属の半常緑つる性木本。花冠の奥に蜜があり、これを子供が吸うからという和名。花の色がはじめは白いが後には黄色に変わってくるからと酔蔓と書くこともある。冬に葉が寒さを忍ぶように丸くなることから忍冬ともいう別名。6月5日、千葉市内で撮影。
キキョウ科キキョウソウ属の北アメリカ原産の1年草。わたしが初めてこの花を見たのは、1994年頃だと思う。その頃成田市内に勤務していたが、成田ニュータウンの変電所の辺りを歩いていると、見慣れないきれいな花が咲いているのを見つけた。キキョウに似た花を伸びた茎に幾つも付けている。
帰宅して図鑑を調べたが全く出ていない。しばらく不明のまま過ごしていたが、とある大きな書店へ入ったときにたまたま見た最新の図鑑になんとこの花が載っているではないか。そこで初めてキキョウソウという帰化植物だと謂うことがわかったものだった。その後は注意してみていたからか色々なところで見るようになった。6月5日、千葉市内で撮影。
帰宅して図鑑を調べたが全く出ていない。しばらく不明のまま過ごしていたが、とある大きな書店へ入ったときにたまたま見た最新の図鑑になんとこの花が載っているではないか。そこで初めてキキョウソウという帰化植物だと謂うことがわかったものだった。その後は注意してみていたからか色々なところで見るようになった。6月5日、千葉市内で撮影。
アトリ科ヒワ属の留鳥。スズメと同大かやや小さいようだ。昔はと言ってもそんなに昔ではなくわたしの若いときの記憶では、もっとたくさんというか、しばしば見られたものだが、最近は余り見る機会が少なくなっている気がする。
さえずりの中にチョンチョンジュイーンが入るので、よく聞いているとカワラヒワであることがわかるのが面白く、そう言う意味でも好きな鳥だ。6月5日、千葉市内で撮影。
さえずりの中にチョンチョンジュイーンが入るので、よく聞いているとカワラヒワであることがわかるのが面白く、そう言う意味でも好きな鳥だ。6月5日、千葉市内で撮影。
ウ科の留鳥。自宅近くの小川には冬になるとコガモなどが訪れ、カワセミなども見られるところだが、カワウはそれほど見られなかったが、この日はカワウに出会った。ただ1羽で、気に入っている場所なのか、川の中にある岩に止まっていた。帰りに見てみると、その岩には亀が数匹登っており、残念ながらカワウは止まれずに周囲をうろうろ泳いでいた。6月5日、千葉市内で撮影。