もちろんクサレダマは腐れ玉ではない。サクラソウ科の多年草で、草連玉と書く。レタマ(連玉)という植物は地中海沿岸辺りに生えている黄色の花の咲くマメ科の灌木らしい。これが江戸時代に移入されもてはやされたとか。ところが、これは病虫害に弱いというのですぐにエニシダに取って代わられたようだ。
このレタマをレダマとしてそれに草を付けて草連玉と呼んだようだ。マメ科の花とサクラソウ科の花はまったく違うのに、ただ単に花の色が同じ黄色だと言うだけでだ。
パソコンで初めてクサレダマとキーを打って変換すれば腐れ玉となるに違いない。後世そんなことが起こるだろうと予測してクサレダマと名付けたとすれば、その先人は、時空を越えてほくそ笑んでいるかも知れない。千葉県香取郡内で撮影。
このレタマをレダマとしてそれに草を付けて草連玉と呼んだようだ。マメ科の花とサクラソウ科の花はまったく違うのに、ただ単に花の色が同じ黄色だと言うだけでだ。
パソコンで初めてクサレダマとキーを打って変換すれば腐れ玉となるに違いない。後世そんなことが起こるだろうと予測してクサレダマと名付けたとすれば、その先人は、時空を越えてほくそ笑んでいるかも知れない。千葉県香取郡内で撮影。