布団はもともと蒲団と書いていた。蒲と団で、蒲はフ、団はトンで共に唐音であるという。資料によればガマの細い葉や茎で編んで丸く作ったもので、僧侶が敷いたものだという。いわゆる座蒲団のようなものだ。そこに藁や綿を詰めて蒲団になったという。だが、この蒲の穂を見ると綿と同じように見えてくる。蒲の穂や茎で蒲団を作った際にこの穂綿をなぜ使わなかったのだろう。いや使ったに相違ないのではないかと想像することができないだろうか。綿は当初は中国や朝鮮から輸入していたと言うから、高価なものに違いない。そこで、この蒲の穂綿も詰め物として使ったとしても不思議ではないかもしれない。と言う、空想。11月6日、千葉市内で撮影。
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