備忘簿

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フラサバソウ「人名」

2015年04月23日 06時41分12秒 | 野草
ゴマノハグサ科クワガタソウ属の2年草。ユーラシア原産でオオイヌノフグリと同じく道端などに生えている。花は大変小さく、オオイヌノフグリの半分以下かも知れない。淡い青紫色葉腋から花柄を出して茎頭に1個の花を咲かせる。この手の花は、普段は全く注意して見ていないので、あっても気がつくことは少ないだろう。だが結構あるもので、千葉市内でも数カ所で見たことがある。
図鑑によれば、FranchetとSabatieの日本植物目録(1875年)に、長崎で採集されたと言う記述があり、1937年に奥山春希がその標本を発見して事実であることが分かり、フランチェットとサバチェルを記念してフラ・サバ草と命名されたそうだ。3月28日、千葉市内で撮影。
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