スズガモ「群れ飛ぶ」

カモ目カモ科ハジロ属の冬鳥。東京湾には毎年スズガモの大群が飛来しており、その数は数万羽と言われている。習志野市茜浜海岸でも、沖に黒い帯となって浮いているスズガモが見られる。何に驚いたのか、そのスズガモが一斉に飛びたって移動を開始した。何処へ行くのかと見守ると、結構陸に近い波の静かな海面へ着水した。
このスズガモの餌は貝類だと言われている。二枚貝も巻き貝も区別なく食するらしい。数万羽のスズガモが毎日食する貝類の数はいかほどのものかは知らないが、膨大な量であろう。まあ、それを支えられる豊かさが東京湾にはあると言うことだ。１月３日、習志野市茜浜海岸で撮影。