備忘簿

日常の呟きを記録する。

ハシビロガモ「嘴広鴨」

2013年01月08日 07時44分47秒 | 野鳥
カモ科マガモ属の冬鳥。マガモより少し小さめだが、嘴は異常に大きく先が広がっている。それは水面に嘴をつけて水ごと食物を吸い込み、嘴で食物だけを濾し取り水だけを吐き出して採食を行うからだ。食性は植物食傾向の強い雑食で、種子、プランクトン、昆虫、軟体動物、魚類などを吸い取って食べる。その方法で面白いのは、群れでぐるぐる水面上を直径2mほどの円を描きながら泳ぎ、その円を小さくして行くと水面が渦状になり、餌をその中央に集めて吸い取るようなことを行う。これは見ていて結構面白い。また数羽で直線上に並んで泳ぎ、餌を吸い取るようなことも行う。これは前の個体の起こした波で餌が浮かんでくるからなのだろうかとも思う。2月27日、成田市内で撮影。
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