ツユクサ科ムラサキツユクサ属の多年草。原産地はカナダ南部からアルゼンチン北部にかけての新大陸で、西インド諸島にも分布するという。昔は我家の庭にも生えていたのだが、いつの間にか消えてしまった。何時だったか、これを描こうとして、切り取って水盤に活けたが、水揚げが悪く断念したのを覚えている。2017年7月、千葉市内で撮影。
ゴマノハグサ科モウズイカ属の2年草。地中海沿岸原産で、河原や荒れ地、線路の脇などに生えていと言う。実際には普通の道路際なども見られ、画像のものも、散歩の道すがらの道路脇に普通に生えていたもの。全体にビロードのような白っぽい毛で覆われており、何かエキゾチックな雰囲気がある。茎頂に総状花序を出して、黄色い花を付けていた。2017年7月、千葉市内で撮影。
オシロイバナ科オシロイバナ属の多年草。熱帯アメリカ原産。白いオシロイバナはなかなか見つからないだろうと思っていたが、意外と身近に咲いていた。いつも散歩で通る自宅近くの公園の垣根は白いクチナシの植え込みだが、その下草のように白いオシロイバナは咲いていた。白いクチナシの花に白いオシロイバナの花が隠れていて気がつかなかったのだ。2017年7月、千葉市内で撮影。
オシロイバナ科オシロイバナ属の多年草。熱帯アメリカ原産。江戸時代初期に観賞用として移入されたが、今では野生化しているということになる。その為か、いつも散歩している道すがら、藪の中にポツポツと赤い花が見えており。なかなか面白いと思ったものだ。2017年7月、千葉市内で撮影。
アカネ科ヘクソカズラ属の多年草。なんとも気の毒な名前ではある。別名にヤイトバナとサオトメカズラとがあるが、あまり一般的では無いようだ。どうしたってヘクソカズラのほうが知れ渡っている。日当たりの良い藪や草地にぶら下がって咲いているのをよく見る。2017年7月千葉市内で撮影。
ユリ科アマナ属の多年草。地中に丸い鱗茎があり、それが可食で甘いという和名。近くの公園の草地に何か花がないかと探していると思いかけずにこのアマナを見つけた。ここへは幾度となく来ているのだが、アマナを見たのは初めてだった。そんなこともたまにはあるから、まあ、止められないと自己満足した。アマナは佐倉市の城址公園に自生しているので、毎年撮りに行くのだが、今後は佐倉市まで行く必要がなくなったことになる。
シソ科カキドオシ属の多年草。花が終わると茎が蔓状になり、垣根を通り抜けて伸びることによる和名。別名のカントリソウとは、子供の癇をとる薬にするという別名。小さい花だが、色鮮やかで、まとまって咲いているので、なかなか美しいと思う。4月3日、千葉市内で撮影。
アブラナ科オオアラセイトウ属の2年草。例に漏れず、このオオアラセイトウにも白花が存在する。オオアラセイトウは群生していることが多いが、紫色一色ではなくその中に白花があると、アクセントとなり見栄えは良くなる。3月28日、千葉市内で撮影。
アブラナ科オオアラセイトウ属の2年草。中国原産で江戸時代に観賞用として渡来したものだという。今では各地で野生化して花を咲かせている。観賞用にしたわけだから花は赤紫色で大変鮮やかで人目を引く。また、たいへん強い草なので、思わぬところに咲いていたりする。3月28日、千葉市内で撮影。