まちづくり手法に学ぶ

3月20日(火・祭) グランドワークによるまちづくり!

 春分の日で事務所はお休みですが、午前中は岡井すみよ議員の議会通信「NUHOU]の配布

 午後から、市民公益活動サポートセンター主催セミナー「地域力を結集したグランドワーク三島の挑戦に学ぶ」に出席しました。

 グランドワークとは、1980年代のサッチャー政権時代にイギリスで始まった実践的環境改善活動で、住民が行政・企業を巻き込んで行うまちづくり手法です。

 セミナーの講師は、NPOグランドワーク三島事務局長の渡辺豊博さん。静岡県三島市の水辺環境再生・復活の取り組み を熱く語っていただきました。

 「まちづくりコーディネーターの役割は、多様な一人ひとりの問題意識を発現できるフィールド(舞台)を提供しつなげること」「無駄を恐れず成熟させる」「多様な戦略的アプローチとパートナーシップ戦略、意識改革につながるポリスティクアプローチと様々なアプローチ手法が必要」と指摘。

 環境系・福祉系とまちづくりへの切り口は様々ですが、ひと・モノ・カネという社会的資源を循環させる地域マネジメントの重要性を改めて痛感しました。

 ちなみに、20年前、年間予算規模600万円でスタートしたNPO「グランドワーク三島」は、今や億を超える予算規模となり、この3月にはNPOとは別に収益部門に特化した会社を設立するそうです。

 「自己満足の活動ではなく、市民から評価を受け、事業・組織を経営する力を持たなければダメだ!」という言葉が印象的でした。

 

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