民進党の長妻昭氏は今日(10月3日)、衆院予算委員会で安倍晋三に対し、自民党の憲法改憲草案に関する説明を求めた。長妻氏は、基本的人権を「永久の権利」と定めた憲法97条などを削除した理由を追及した。
「人権が制約されるのではという懸念が広がる。自民党の責任者として、なぜこういう草案を出したのか」と自民党の憲法草案をただした。安倍晋三は、憲法審査会で議論をするべきだ、言い続けていたがついに、「これは谷垣総裁の時に作られたものだ」と言ってしまった。これに対し長妻氏は、「谷垣総裁の時に作ったものだから、僕ちゃん知らないよというふうに聞こえる」とといただしたが、安倍晋三は、「谷垣総裁の時に作ったものだから僕ちゃん知らない、と一言でも言いました?まったく言っていないのに言ったように言うのはデマゴーグの典型例だ」と激高した。
権力者が詰まると激高するのは、明らかに間違いを指摘されたときである。これは、谷垣が作ったものであって、ぼくちゃんは知りませんと言っているのである。
そもそも、自民党の憲法草案をたたき台にして、憲法論議を進めると言ったのは、何あろう安倍晋三自身である。それよりもこのやり取りの主題は、自民党憲法草案には人権条項が削除されているという、根本論議はなされないままであった。
私たちの会では、先日自民党の憲法草案を持ち寄って論議しあった。個別の条項は、素人目には法律文書なので穴がないように書かれているが、全体として見た場合、国家に忠誠をすることばかりが先行的である。
安倍晋三についてはその軍事性、積極的平和主義と名付けた新たな軍国主義ばかりが目立つが、人権を国家の下に敷かなければ、国家を動かせないということから、明らかに人権条項を恣意的に外したのである。
国家が国民を裏切る典型が、戦争である。基本的人権や集会の自由や表現の自由などを認めていると戦争などできない。国家は戦争のために、個人を平気で裏切るのである。自民党憲法草案は、人間にとって極めて危険なものであると言わざるを得ない。
人類は営々と築き上げてきた文明社会や神家さえも、国家という名のもとに、国益を優先するという美名で粉飾した戦争理由を掲げて、他国を侵攻するのである。日本国憲法はそうした教訓に、国家に歯止めをかける存在としてこの国を守ってきた。
今また、安倍晋三のような、あの戦争は上手くやれば勝てた、負けたからこそ東京裁判で、祖父はA級戦犯にさせられた。勝つための戦争を準備しなければならないと考え出されたのが、自民党憲法草案である。晋三君は、僕関わてないよというけれど・・・。
「人権が制約されるのではという懸念が広がる。自民党の責任者として、なぜこういう草案を出したのか」と自民党の憲法草案をただした。安倍晋三は、憲法審査会で議論をするべきだ、言い続けていたがついに、「これは谷垣総裁の時に作られたものだ」と言ってしまった。これに対し長妻氏は、「谷垣総裁の時に作ったものだから、僕ちゃん知らないよというふうに聞こえる」とといただしたが、安倍晋三は、「谷垣総裁の時に作ったものだから僕ちゃん知らない、と一言でも言いました?まったく言っていないのに言ったように言うのはデマゴーグの典型例だ」と激高した。
権力者が詰まると激高するのは、明らかに間違いを指摘されたときである。これは、谷垣が作ったものであって、ぼくちゃんは知りませんと言っているのである。
そもそも、自民党の憲法草案をたたき台にして、憲法論議を進めると言ったのは、何あろう安倍晋三自身である。それよりもこのやり取りの主題は、自民党憲法草案には人権条項が削除されているという、根本論議はなされないままであった。
私たちの会では、先日自民党の憲法草案を持ち寄って論議しあった。個別の条項は、素人目には法律文書なので穴がないように書かれているが、全体として見た場合、国家に忠誠をすることばかりが先行的である。
安倍晋三についてはその軍事性、積極的平和主義と名付けた新たな軍国主義ばかりが目立つが、人権を国家の下に敷かなければ、国家を動かせないということから、明らかに人権条項を恣意的に外したのである。
国家が国民を裏切る典型が、戦争である。基本的人権や集会の自由や表現の自由などを認めていると戦争などできない。国家は戦争のために、個人を平気で裏切るのである。自民党憲法草案は、人間にとって極めて危険なものであると言わざるを得ない。
人類は営々と築き上げてきた文明社会や神家さえも、国家という名のもとに、国益を優先するという美名で粉飾した戦争理由を掲げて、他国を侵攻するのである。日本国憲法はそうした教訓に、国家に歯止めをかける存在としてこの国を守ってきた。
今また、安倍晋三のような、あの戦争は上手くやれば勝てた、負けたからこそ東京裁判で、祖父はA級戦犯にさせられた。勝つための戦争を準備しなければならないと考え出されたのが、自民党憲法草案である。晋三君は、僕関わてないよというけれど・・・。