■岡田工務店が高崎市箕郷町に設置したソーラー発電施設に大量の鉛ヒ素入りスラグが大量に使用されていることが問題となっています。特に問題なのは、このスラグの排出場所を監督するはずの監督官庁である群馬県廃棄物リサイクル課が廃棄物について勉強不足で不作為の姿勢を貫いていることです。これまでの県議会や、萩生裁判を通じて分かったことは、群馬県は廃棄物について廃棄物処理法で対策を検討しないで、土壌汚染対策法で考えようとするのですから、“おバカ度”丸出しの体質であることです。
↑岡田工務店の兄弟会社の岡田興業の資材置場にソーラー発電所が設置されていますが、今日のレポート場所は、このソーラー施設の反対側にあります。↑
今回の調査場所はこちらです。↓↓
衛星写真はこちらです。↓↓
前回のレポートはこちらをご覧ください。↓↓
○2019年5月6日:鉛・ヒ素入りスラグ調査!…GW特別調査・他にもあった岡田ソーラー①↓
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2946.html
*****リットン調査団・非鉄スラグレポート*****
スラグ不法投棄特別調査チーム「リットン調査団」集合(^^)/。
団長Aの訓示:前回の令和初スラグレポートは強烈だったね。
団員B:ところでなぜソーラー発電施設に岡田興業資材置場の看板があるのでしょうね。
団員C:もともと広い資材置場だったところに鉛・ヒ素入りスラグを叩き込んで平らにしてソーラー施設を作ったのかな?
団長A:あれあれ~まだ資材置場としている場所もあるようだね、早速調査開始じゃ!
↑おっと、よく見るとソーラー発電施設のフェンスの反対側には、大量の土砂が山積みだ。ところでフェンスと土砂の間は、林道ではないだろうか?林道が鉛ヒ素いりスラグ色に染まっていてわかりづらいな。↑
↑(株)岡田工務店の建設重機発見!やはり資材置場としてまだ使っているようだね。何なに~PATROL道路・河川巡視中のステッカーが貼ってあるね。鉛ヒ素入りスラグの不正利用がお得意の岡田工務店は何を巡視するのかな~?まさか、毒スラグの捨て場探しのパトロールではないだろうな?↑
↑重機の反対側には大量の土砂が山積みされている。↑
↑これは資材置場というより残土捨て場ではないだろうか?土砂条例は守っているのだろうか?鉛ヒ素入りスラグを平気で高崎渋川バイパスに不法投棄するぐらいだから、土砂条例なんか「クソ食らえ」で「関係ないもんね」なんだろうね、きっと・・・トホホ。群馬県環境森林部が“おバカ度丸出し”ぞろいだから、このとおり何でもありなんだね。何をしでかしても捕まらないから、何でもやり放題だ。↑
↑しかし大量に積み上げてある土砂って、このとおり、色がマチマチなんだね。黄色かったり、黒っぽかったり、溶岩色だったり。おいおい溶岩色って鉛ヒ素入りスラグじゃないのか?↑
↑え~い、伝家の宝刀、老人による指差しチェックだ!高崎渋川バイパスに岡田工務店が不法投棄した鉛ヒ素入りスラグに間違いなしじゃ~!!となると、ここは資材置場ではなく、土砂と鉛ヒ素入りスラグを混ぜて、違法盛り土を製造する盛り土工場なのではないだろうか?なぁ~んだ、岡田工務店は今でもちゃっかり鉛ヒ素入りスラグで建設資材を製造中なんだね。オーッ、怖い恐い!↑
↑ソーラー発電所と林道、そして今回調査した違法盛り土製造場所。鉛ヒ素入りスラグが雨水により林道に流れ出し、溶岩色に染まっている。それにしてもものすごい量の土砂だ。↑
↑林道を歩いて資材置場を振り返って見た写真です。黒いのは全て鉛・ヒ素入りスラグに見える?混ぜ込んであるので土だか鉛・ヒ素入りスラグだか分かりづらいが、スラグと見てよいだろう。↑
↑違法土砂は下の林に押し寄せている。しかもごらんのとおり、草が生えていない。この不自然さは不気味だ。「恐ろしい・・」の一言に尽きる。↑
↑ソーラー施設や資材置場を下りきった林道の様子。ず~っと下の方まで鉛・ヒ素入りスラグが雨水により流れ出している。これも佐藤建設工業により群馬県中に投棄された大同の有害スラグと同様に、アスファルトで被覆するつもりなのだろうか?群馬県リサイクル課の皆様、スラグは廃棄物ですので廃棄物処理法に基づいて撤去・原状回復させてください。土壌汚染対策法での対策はその後でお願いします。くれぐれも優先順位を間違い無く履行するように!↑
*****レポート続く*****
■リットン調査団の違法盛り土製造現場レポートをご覧いただきました。もう一度衛星写真をご覧ください。↓↓
確かにソーラー施設と資材置場に挟まれた林道が、黒っぽい“大量の資材”に挟まれていることが分かります。
リットン調査団の報告によれば、この“大量の資材”は「鉛・ヒ素入りスラグの可能性が大である」ということです。しかも、「雨水により鉛やヒ素が大量に流れ出している」との報告も得ています。
日本はもうすぐ梅雨の時期を迎えます。群馬は坂が多い地域ですので、雨水により鉛・ヒ素汚染がさらに拡大しないか?大変心配でなりません。当会では“きれいな群馬ちゃん”を守るため微力ながら全力で活動を続けてまいります。
【市民オンブズマン群馬・県内有害スラグ特別調査チーム・この項続く】
※参考資料1:大同特殊鋼(株)渋川工場から排出された鉄鋼スラグに関する廃棄物処理法に基づく調査結果について
**********
平成27年9月11日廃棄物の監督官庁である群馬県廃棄物・リサイクル課は、有害スラグは“有価物”だとする大同の主張を全面否定し、廃棄物と認定しました。しかしその後の廃棄物・リサイクル課の担当者が「一概に廃棄物とは言えない」などの戯言を繰り返したり、「環境省が発出した行政処分の指針に必ずしも従わなくてもよい」と発言したりするなど、今日に至ってもスラグを適正に処理する対策を示していません。最近の担当者はどうやら、「スラグの適正処理はこれから・・・」などと嘘ぶく始末のようです。こんな輩が、群馬県民の生活環境を守る立場に居座っているのが実態なのです。
スラグ廃棄物認定はこちら。↓↓
http://www.gunma-sanpai.jp/gp26/003.htm
※参考資料2「県による佐藤建設工業への行政処分」
**********
(株)佐藤建設工業は、大同有害スラグを天然石と混合したことで群馬県より廃棄物の許可を取り消される行政処分を受けた悪質建設資材販売業者です。
群馬県も遵守する環境省の行政処分によれば、業者の許可を取り消した場合、撤去原状回復の措置命令で違法スラグ対策を実施すると読めますが、群馬県は佐藤建設工業を優遇するのか?有毒スラグはそのまま放置しているのが現状です。
また(株)佐藤建設工業は豊富なスラグマネーを背景に建設業にも手を広げ、ソフトバンクソーラー造成工事(榛東村)、ビックカメラソーラー造成工事(安中市)、八ッ場ダム関連建設工事などを請け負い、その工事でスラグと知りながら積極的に有害物を使用しました。
(株)佐藤建設工業は産業廃棄物の処理や運搬する許可を群馬県から受けていたので、廃棄物について熟知しており、スラグを取り扱うことが違法であることを知りながら、悪意で建設工事に有害スラグを使い続けていたのです。せめて自ら請け負った工事に使用したスラグは(株)佐藤建設工業に撤去片づけさせなければなりません。
行政処分の内容はこちらです。↓↓
○2016年08月05日:【速報】佐藤建設工業に行政処分↓
http://blog.livedoor.jp/lytton_cyousadan/archives/5289331.html
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↑岡田工務店の兄弟会社の岡田興業の資材置場にソーラー発電所が設置されていますが、今日のレポート場所は、このソーラー施設の反対側にあります。↑
今回の調査場所はこちらです。↓↓
衛星写真はこちらです。↓↓
前回のレポートはこちらをご覧ください。↓↓
○2019年5月6日:鉛・ヒ素入りスラグ調査!…GW特別調査・他にもあった岡田ソーラー①↓
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2946.html
*****リットン調査団・非鉄スラグレポート*****
スラグ不法投棄特別調査チーム「リットン調査団」集合(^^)/。
団長Aの訓示:前回の令和初スラグレポートは強烈だったね。
団員B:ところでなぜソーラー発電施設に岡田興業資材置場の看板があるのでしょうね。
団員C:もともと広い資材置場だったところに鉛・ヒ素入りスラグを叩き込んで平らにしてソーラー施設を作ったのかな?
団長A:あれあれ~まだ資材置場としている場所もあるようだね、早速調査開始じゃ!
↑おっと、よく見るとソーラー発電施設のフェンスの反対側には、大量の土砂が山積みだ。ところでフェンスと土砂の間は、林道ではないだろうか?林道が鉛ヒ素いりスラグ色に染まっていてわかりづらいな。↑
↑(株)岡田工務店の建設重機発見!やはり資材置場としてまだ使っているようだね。何なに~PATROL道路・河川巡視中のステッカーが貼ってあるね。鉛ヒ素入りスラグの不正利用がお得意の岡田工務店は何を巡視するのかな~?まさか、毒スラグの捨て場探しのパトロールではないだろうな?↑
↑重機の反対側には大量の土砂が山積みされている。↑
↑これは資材置場というより残土捨て場ではないだろうか?土砂条例は守っているのだろうか?鉛ヒ素入りスラグを平気で高崎渋川バイパスに不法投棄するぐらいだから、土砂条例なんか「クソ食らえ」で「関係ないもんね」なんだろうね、きっと・・・トホホ。群馬県環境森林部が“おバカ度丸出し”ぞろいだから、このとおり何でもありなんだね。何をしでかしても捕まらないから、何でもやり放題だ。↑
↑しかし大量に積み上げてある土砂って、このとおり、色がマチマチなんだね。黄色かったり、黒っぽかったり、溶岩色だったり。おいおい溶岩色って鉛ヒ素入りスラグじゃないのか?↑
↑え~い、伝家の宝刀、老人による指差しチェックだ!高崎渋川バイパスに岡田工務店が不法投棄した鉛ヒ素入りスラグに間違いなしじゃ~!!となると、ここは資材置場ではなく、土砂と鉛ヒ素入りスラグを混ぜて、違法盛り土を製造する盛り土工場なのではないだろうか?なぁ~んだ、岡田工務店は今でもちゃっかり鉛ヒ素入りスラグで建設資材を製造中なんだね。オーッ、怖い恐い!↑
↑ソーラー発電所と林道、そして今回調査した違法盛り土製造場所。鉛ヒ素入りスラグが雨水により林道に流れ出し、溶岩色に染まっている。それにしてもものすごい量の土砂だ。↑
↑林道を歩いて資材置場を振り返って見た写真です。黒いのは全て鉛・ヒ素入りスラグに見える?混ぜ込んであるので土だか鉛・ヒ素入りスラグだか分かりづらいが、スラグと見てよいだろう。↑
↑違法土砂は下の林に押し寄せている。しかもごらんのとおり、草が生えていない。この不自然さは不気味だ。「恐ろしい・・」の一言に尽きる。↑
↑ソーラー施設や資材置場を下りきった林道の様子。ず~っと下の方まで鉛・ヒ素入りスラグが雨水により流れ出している。これも佐藤建設工業により群馬県中に投棄された大同の有害スラグと同様に、アスファルトで被覆するつもりなのだろうか?群馬県リサイクル課の皆様、スラグは廃棄物ですので廃棄物処理法に基づいて撤去・原状回復させてください。土壌汚染対策法での対策はその後でお願いします。くれぐれも優先順位を間違い無く履行するように!↑
*****レポート続く*****
■リットン調査団の違法盛り土製造現場レポートをご覧いただきました。もう一度衛星写真をご覧ください。↓↓
確かにソーラー施設と資材置場に挟まれた林道が、黒っぽい“大量の資材”に挟まれていることが分かります。
リットン調査団の報告によれば、この“大量の資材”は「鉛・ヒ素入りスラグの可能性が大である」ということです。しかも、「雨水により鉛やヒ素が大量に流れ出している」との報告も得ています。
日本はもうすぐ梅雨の時期を迎えます。群馬は坂が多い地域ですので、雨水により鉛・ヒ素汚染がさらに拡大しないか?大変心配でなりません。当会では“きれいな群馬ちゃん”を守るため微力ながら全力で活動を続けてまいります。
【市民オンブズマン群馬・県内有害スラグ特別調査チーム・この項続く】
※参考資料1:大同特殊鋼(株)渋川工場から排出された鉄鋼スラグに関する廃棄物処理法に基づく調査結果について
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平成27年9月11日廃棄物の監督官庁である群馬県廃棄物・リサイクル課は、有害スラグは“有価物”だとする大同の主張を全面否定し、廃棄物と認定しました。しかしその後の廃棄物・リサイクル課の担当者が「一概に廃棄物とは言えない」などの戯言を繰り返したり、「環境省が発出した行政処分の指針に必ずしも従わなくてもよい」と発言したりするなど、今日に至ってもスラグを適正に処理する対策を示していません。最近の担当者はどうやら、「スラグの適正処理はこれから・・・」などと嘘ぶく始末のようです。こんな輩が、群馬県民の生活環境を守る立場に居座っているのが実態なのです。
スラグ廃棄物認定はこちら。↓↓
http://www.gunma-sanpai.jp/gp26/003.htm
※参考資料2「県による佐藤建設工業への行政処分」
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(株)佐藤建設工業は、大同有害スラグを天然石と混合したことで群馬県より廃棄物の許可を取り消される行政処分を受けた悪質建設資材販売業者です。
群馬県も遵守する環境省の行政処分によれば、業者の許可を取り消した場合、撤去原状回復の措置命令で違法スラグ対策を実施すると読めますが、群馬県は佐藤建設工業を優遇するのか?有毒スラグはそのまま放置しているのが現状です。
また(株)佐藤建設工業は豊富なスラグマネーを背景に建設業にも手を広げ、ソフトバンクソーラー造成工事(榛東村)、ビックカメラソーラー造成工事(安中市)、八ッ場ダム関連建設工事などを請け負い、その工事でスラグと知りながら積極的に有害物を使用しました。
(株)佐藤建設工業は産業廃棄物の処理や運搬する許可を群馬県から受けていたので、廃棄物について熟知しており、スラグを取り扱うことが違法であることを知りながら、悪意で建設工事に有害スラグを使い続けていたのです。せめて自ら請け負った工事に使用したスラグは(株)佐藤建設工業に撤去片づけさせなければなりません。
行政処分の内容はこちらです。↓↓
○2016年08月05日:【速報】佐藤建設工業に行政処分↓
http://blog.livedoor.jp/lytton_cyousadan/archives/5289331.html
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そんなことより群馬県内の廃棄物の監督官庁である廃棄物リサイクル課がこの問題にダンマリを決め込んでいることに、問題があると考えるのはどうだろうか?
東邦亜鉛の場合、ご指摘の通り「非鉄スラグ」という呼称は正確ではないかもしれません。鉛や鉄の溶融温度以下でいわゆる蒸焼気にした状態で、亜鉛やカドミウムなど融点の相対的に低い重金属を蒸発させていることから、東邦亜鉛自体も「スラグ」でなく「クリンカー」の範疇だとして「K砕」と呼んでいるわけです。
よって、一般的な産廃である「鉱さい(滓)」と呼ぶのが妥当だということになります。このことについては、日本鉱業協会にも問い質しておきたいと思います。
引き続き当会のブログをご愛読下さるようお願いします。
市民オンブズマン群馬事務局より
環境基準値を大幅に超えた物質が、その性状を隠したまま大手を振って群馬県内外に出回って、しかもオープンスペースに登記されていたこと自体、大問題のはずですが、ご指摘の通り、それをとりします群馬県の廃棄物リサイクル課や中核市である高崎市環境部産業廃棄物対策係が、なぜか公害企業が関係するこの問題について、まったく原因者を特定しようとする気概がないことは、群馬県における環境行政の体たらくを如実に表す病理と言えます。ぜひ、一人でも多くこの問題を知っていただきたいと思います。
市民オンブズマン群馬事務局より