■群馬高専で取りざたされているアカデミックハラスメントについて、当会では各方面から事実関係の確認を慎重に進めております。本来であれば、当事者である群馬高専のトップから、実態について回答をいただければ、このようなエネルギーを使う必要はありませんが、プライバシー保護を理由に回答を拒否されたことから、市民オンブズマン群馬では別の方法を模索してきました。
検討の結果、群馬高専の上級機関である独立行政法人国立高等専門学校機構に対して、要請及び公開質問の形で善処を求めることも有効ではないかと考えて、2015年5月13日付で、次の書面を速達・簡易書留で郵送しました。
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20150513_gunmakosen_akaharamondai_kokuritukotosenmongakkokiko_ate_yoseisho_cum_kokaishitumonsho.pdf
平成27年5月13日
〒193-0834 東京都八王子市東浅川町701-2
独立行政法人 国立高等専門学校機構
理事長 小畑 秀文 様
市民オンブズマン群馬
代表 小川 賢
要請書(兼公開質問書)
件名:群馬工業高等専門学校におけるアカデミックハラスメントについて
拝啓、貴機構ますますご清栄のこととお慶び申しあげます。
当会は、群馬県において、行政及びその関連機関を外部から監視し、当該機関による税金の無駄遣いや行政及び関連する権限を不当に行使することによる住民・関係者の権利・利益の侵害に対する調査及び救済の勧告を図る活動をしているボランティア団体です。
さて、当会に最近よせられた情報によると、貴機構に所属する群馬工業高等専門学校(以下「群馬高専」という)の内部で、パワーハラスメント、セクシャルハラスメントなど、いわゆるアカデミックハラスメント(アカハラ)が頻発しているにもかかわらず、それを外部に対して隠ぺいしてきた実態が、取りざたされております。
この情報に接し、当会は事実関係の確認を行う必要性があると考えて、平成27年4月15日午後2時頃、同校学生課を訪れて別紙1のとおり、西尾典眞学校長宛の公開質問状を提出しました。
この質問状の趣旨は、実際にアカハラが起きているのかどうか、起きている場合には学校側がどのような対応策を講じているのかを確認するものです。
ところが、4月17日に、最初に当会事務局のFAXに送信されてきたのは、別紙2のメッセージでした。
これでは一体なんのことか、さっぱり意味が分からないため、当会では4月20日に群馬高専の総務課に電話をして、「FAXの送り状と思しき同じような書面が2通届いたが、何かの間違いではないのか」として、あらためて回答をお願いしました。するとその日の午後、さっそく別紙3のとおり、4月17日付で回答が届きました。
西尾学校長からの回答は、「本年4月15日にいただいた公開質問状については、事案の性質に鑑みプライバシー保護の観点から回答を控えさせていただきます」とのみ述べられているだけで、当会の公開質問に対して回答拒否のかたちとなっています。
当会では、別紙1のとおり、プライバシー保護に抵触しないように、一般的な質問方法をとったつもりでしたが、同校からの回答は、プライバシー保護を理由に、問答無用同然の内容です。
善後策として、当会では次の対応を検討しています。つきましては、貴機構のお力をお借りできれば幸いです。
1 群馬高専のアカハラの実態・防止策について、貴機構から、同校に対して、当会にきちんと回答するように指導していただけますか?
2 群馬高専のアカハラの実態・防止策について、独立行政法人等の保有する情報の公開に関する法律(平成十三年十二月五日法律第百四十号)に基づき、情報開示請求を行う場合は、貴機構あてに提出すればよろしいでしょうか?それとも直接、群馬高専あてに提出すべきでしょうか?
3 群馬高専においてアカハラが発生していたことが明らかになった場合、現学校長が回答拒否の姿勢を見せていることから、自浄作用を期待することは非常に難しいと予想されます。その場合、上級機関である貴機構の役割が重要となると考えます。群馬高専におけるアカハラの事実を認識できた場合、貴機構としては、どのような対応をおとりになりますか?(再発防止の徹底を指導、事件の公表、関係者の処分、学生の保護者への説明など)
なお、貴機構のご回答を得た上で、あるいは得られなかったときに、記者会見で回答の有無及び内容を明らかにしてまいりたいと考えます。同時に当市民オンブズマン群馬のホームページ上でも明らかにし広く群馬県民に広報してまいる所存です。つきましては、平成27年5月21日(木)限り、下記にFAXにてご回答いただきますよう、お願い申し上げます。
記
市民オンブズマン群馬 事務局長 鈴木 庸
〒371-0801 群馬県前橋市文京町1-15-10
電話027-224-8567 FAX027-224-6624
別紙1:平成27年4月15日付群馬高専学校長あての公開質問状
別紙2:平成27年4月17日付群馬高専からの回答FAX
別紙3:平成27年4月20日群馬高専からの再回答FAX
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■上級機関である高専機構を通じ、群馬高専におけるアカハラ問題の有無の確認をし、さらに問題があった場合の再発防止対策を恒常化させることで、将来の日本の産業界を担う若い世代を安心して育成できるようになると、当会では考えております。
独立行政法人国立高等専門学校機構からの積極的な対応を期待したいと思います。
【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
検討の結果、群馬高専の上級機関である独立行政法人国立高等専門学校機構に対して、要請及び公開質問の形で善処を求めることも有効ではないかと考えて、2015年5月13日付で、次の書面を速達・簡易書留で郵送しました。
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20150513_gunmakosen_akaharamondai_kokuritukotosenmongakkokiko_ate_yoseisho_cum_kokaishitumonsho.pdf
平成27年5月13日
〒193-0834 東京都八王子市東浅川町701-2
独立行政法人 国立高等専門学校機構
理事長 小畑 秀文 様
市民オンブズマン群馬
代表 小川 賢
要請書(兼公開質問書)
件名:群馬工業高等専門学校におけるアカデミックハラスメントについて
拝啓、貴機構ますますご清栄のこととお慶び申しあげます。
当会は、群馬県において、行政及びその関連機関を外部から監視し、当該機関による税金の無駄遣いや行政及び関連する権限を不当に行使することによる住民・関係者の権利・利益の侵害に対する調査及び救済の勧告を図る活動をしているボランティア団体です。
さて、当会に最近よせられた情報によると、貴機構に所属する群馬工業高等専門学校(以下「群馬高専」という)の内部で、パワーハラスメント、セクシャルハラスメントなど、いわゆるアカデミックハラスメント(アカハラ)が頻発しているにもかかわらず、それを外部に対して隠ぺいしてきた実態が、取りざたされております。
この情報に接し、当会は事実関係の確認を行う必要性があると考えて、平成27年4月15日午後2時頃、同校学生課を訪れて別紙1のとおり、西尾典眞学校長宛の公開質問状を提出しました。
この質問状の趣旨は、実際にアカハラが起きているのかどうか、起きている場合には学校側がどのような対応策を講じているのかを確認するものです。
ところが、4月17日に、最初に当会事務局のFAXに送信されてきたのは、別紙2のメッセージでした。
これでは一体なんのことか、さっぱり意味が分からないため、当会では4月20日に群馬高専の総務課に電話をして、「FAXの送り状と思しき同じような書面が2通届いたが、何かの間違いではないのか」として、あらためて回答をお願いしました。するとその日の午後、さっそく別紙3のとおり、4月17日付で回答が届きました。
西尾学校長からの回答は、「本年4月15日にいただいた公開質問状については、事案の性質に鑑みプライバシー保護の観点から回答を控えさせていただきます」とのみ述べられているだけで、当会の公開質問に対して回答拒否のかたちとなっています。
当会では、別紙1のとおり、プライバシー保護に抵触しないように、一般的な質問方法をとったつもりでしたが、同校からの回答は、プライバシー保護を理由に、問答無用同然の内容です。
善後策として、当会では次の対応を検討しています。つきましては、貴機構のお力をお借りできれば幸いです。
1 群馬高専のアカハラの実態・防止策について、貴機構から、同校に対して、当会にきちんと回答するように指導していただけますか?
2 群馬高専のアカハラの実態・防止策について、独立行政法人等の保有する情報の公開に関する法律(平成十三年十二月五日法律第百四十号)に基づき、情報開示請求を行う場合は、貴機構あてに提出すればよろしいでしょうか?それとも直接、群馬高専あてに提出すべきでしょうか?
3 群馬高専においてアカハラが発生していたことが明らかになった場合、現学校長が回答拒否の姿勢を見せていることから、自浄作用を期待することは非常に難しいと予想されます。その場合、上級機関である貴機構の役割が重要となると考えます。群馬高専におけるアカハラの事実を認識できた場合、貴機構としては、どのような対応をおとりになりますか?(再発防止の徹底を指導、事件の公表、関係者の処分、学生の保護者への説明など)
なお、貴機構のご回答を得た上で、あるいは得られなかったときに、記者会見で回答の有無及び内容を明らかにしてまいりたいと考えます。同時に当市民オンブズマン群馬のホームページ上でも明らかにし広く群馬県民に広報してまいる所存です。つきましては、平成27年5月21日(木)限り、下記にFAXにてご回答いただきますよう、お願い申し上げます。
記
市民オンブズマン群馬 事務局長 鈴木 庸
〒371-0801 群馬県前橋市文京町1-15-10
電話027-224-8567 FAX027-224-6624
別紙1:平成27年4月15日付群馬高専学校長あての公開質問状
別紙2:平成27年4月17日付群馬高専からの回答FAX
別紙3:平成27年4月20日群馬高専からの再回答FAX
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■上級機関である高専機構を通じ、群馬高専におけるアカハラ問題の有無の確認をし、さらに問題があった場合の再発防止対策を恒常化させることで、将来の日本の産業界を担う若い世代を安心して育成できるようになると、当会では考えております。
独立行政法人国立高等専門学校機構からの積極的な対応を期待したいと思います。
【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
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